台湾を滅ぼすものは中国にあらず

@MasatoHiraguri

第1話 台湾を滅ぼすものは中国にあらず

滅六国者六国也。非秦也。

族秦者秦也、非天下也。

(すべて国の滅亡の根本の原因は、自らのうちにある。杜牧之「阿房宮賦」)

「文章規範」 「中国古典名言事典 諸橋轍次 講談社学術文庫」




  線路や橋といった重要なインフラの整備に、台湾客家は金を使おうとしない。

  ミサイルや戦闘機なんていう、おもちゃにばかり何兆円も消費するのに。


  台湾第4位の大都市高雄市は、実は石油コンビナートという爆弾の上に建設された都市だった。街の地下に張り巡らされた老朽化したガス管が爆発して初めて明らかになったなんて、狂気の沙汰です。


  100年近くも前の「日本統治時代の橋」なんてのを「まだまだ大丈夫」なんていって使い続けている。

  もし、この橋が落ちれば「日本統治時代の橋が落ちた」と、今度は日本のせいにするのだろう。台湾客家らしいやり方です。


  地震は天災だから仕方ないが、台湾の場合、破壊された線路の復旧に半年かかるとか、中南米の小国並の整備の悪さで、人災とも呼べる。


  今年の8月、丸一日、台湾全土で停電したのは、運転管理員の人災ではあるが、台湾全土の電力供給網に重大な欠陥がある、ということも大きな要因らしい。


  電車の信号機が故障しても、自分たちでは修理できない。

  日本か韓国のメーカーの人間を呼ばなければ満足にできない。

  信号の修理に丸々二日かかり、治るには治ったが、原因はいまだに不明なんて、(先進)国とは呼べないでしょう。


  災害や事故というよりも、台湾鉄道の場合、

  「車両の故障は日常茶飯事」で、車両が動かなくなるまで走らせるのが「台鉄(台湾鉄道)の文化」と、その体質を、現場の運転手が批判するほど、ひどいらしい。


  私自身、台湾客家の経営するカルフールで購入した(5,000円程度の)オーブンレンジが故障し、修理になんと3週間もかかった。台湾国内では直せず、中国のメーカーに送って直させたのかと疑ってしまう。


  そんな(売ったっきりで、アフターケアなんて)いい加減な国が、戦車やミサイルや戦闘機のメンテナンスなんかできるわけがない、と思うのが普通だろう。


  「中国と戦争」なんかより、橋や道路や線路や電力網といった、インフラの整備・整備員の育成・台湾客家が占める台鉄幹部の企業道徳の再教育といった、根本的な問題を解決する方が先ではないのか。



「台湾の石油の備蓄」

https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AE%E7%9F%B3%E6%B2%B9%E3%81%AE%E5%82%99%E8%93%84&x=wrt&aq=-1&ai=&ts=2500&ei=UTF-8&fr=ush


【警戒高まる】台湾「エネルギー封鎖」の危険なシナリオ

https://newspicks.com/news/6942573/body/


2022/4/14 -台湾・淡江大学の黃介正准教授(戦略学)によると、台湾の戦略備蓄は

液化天然ガス(LNG)が約2週間分、

原油が約90日分しかない。


 → これで「戦争」はないでしょう。


「高雄市は石油化学コンビナートのパイプラインの上にできた都市。石油化学ではナフサ(粗製ガソリン)を原油からつくる。つまり、ガソリンスタンドの上に都市があるような街だ。誰もガソリンの上で暮らしたいとは思わないだろう。」

「市街地がコンビナート?台湾・高雄で大規模ガス爆発が起きた理由」

https://rensai.jp/76869

 → この記事を読んでから、高雄へは行きたくなくなってしまった。


 → こんな危ない都市に日本から観光客を呼び込む、しかも、新幹線や特急や急行列車は、しょっちゅう人身事故(人が多数死亡する脱線や転覆事故)を起こしているというのは、犯罪ではないか(自然災害や事故ではなく、整備不良や都市の地下にナフサなどの超危険物が貯蔵されたといった、当然、起こりうる危険性を放ったらかしにして発生すれば、それは犯罪行為であり、その危険性を知らせずに呼び込む)。


2022年9月24日

V.1.1

平栗雅人

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