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2024年2月27日 06:24
十三岡繁さまこんにちは。色のもたらす効果は思いがけず大きく、興味深いと思っています。ただ、その効果にどれほど普遍性があるのか、そこに疑問を感じています(否定的な意味ではなく、純粋な疑問です)。色の受容体は人によって異なります。たとえば色覚異常ですね。同じ色という刺激に対して反応する受容体の数に広がりがあるなら、もたらされる印象にもバリエーションが出るのではないでしょうか。受容体のバリエーション以外にも、色にどのようなイメージを持つかは、時代や社会、自然環境によっても変わるものではないかという気がします。そうなると、作り手が与えたいイメージを制御するのは困難ではないかと思うのですが、作り手側は、そのあたりをどう工夫なさっているのでしょう?
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます^^コルビジェは色も使いますが、そうでないものも多いです。弟子である前川國男氏も色をたくさん使うイメージはありません。コルビジェの色使いは本人は否定派でしたがキュビスムとかモンドリアンの影響があったんじゃないかと、個人的には思ってます。私も色はあまり使いません。どちらかというと素材そのものの色を大切にする感じです。なぜならおっしゃる通り色には好き嫌いがあるからです。建築を学んでいる人は『色彩調和論』を勉強していると思います。一応そこでは心理学ベースの色彩調和の普遍性が謳われていますが、必ずしもそれが通用するとは限りません(そのことも調和論では言われているようです)。しかし施主から好む色を指定された場合、それに沿って全体を組み立てたりはします。設計者の側で色彩を押し付けても、インテリアや小物と喧嘩してしまうのは見えています。
十三岡繁さま
こんにちは。
色のもたらす効果は思いがけず大きく、興味深いと思っています。ただ、その効果にどれほど普遍性があるのか、そこに疑問を感じています(否定的な意味ではなく、純粋な疑問です)。
色の受容体は人によって異なります。たとえば色覚異常ですね。同じ色という刺激に対して反応する受容体の数に広がりがあるなら、もたらされる印象にもバリエーションが出るのではないでしょうか。
受容体のバリエーション以外にも、色にどのようなイメージを持つかは、時代や社会、自然環境によっても変わるものではないかという気がします。
そうなると、作り手が与えたいイメージを制御するのは困難ではないかと思うのですが、作り手側は、そのあたりをどう工夫なさっているのでしょう?
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます^^
コルビジェは色も使いますが、そうでないものも多いです。弟子である前川國男氏も色をたくさん使うイメージはありません。コルビジェの色使いは本人は否定派でしたがキュビスムとかモンドリアンの影響があったんじゃないかと、個人的には思ってます。
私も色はあまり使いません。どちらかというと素材そのものの色を大切にする感じです。なぜならおっしゃる通り色には好き嫌いがあるからです。
建築を学んでいる人は『色彩調和論』を勉強していると思います。一応そこでは心理学ベースの色彩調和の普遍性が謳われていますが、必ずしもそれが通用するとは限りません(そのことも調和論では言われているようです)。
しかし施主から好む色を指定された場合、それに沿って全体を組み立てたりはします。設計者の側で色彩を押し付けても、インテリアや小物と喧嘩してしまうのは見えています。