第4話 チコとりおの出逢いの意味

チコと、ショウが転生し、人生はどんどんと進んでいく。


そして、あの家系にチコはいよいよ入っていくことに。


この家系は、かなりの因縁のキツさでチコは段々と自分を見失うようになっていく。


そんなチコをなんとか支えようと、周りからのサポートが入るが、中々立ち直れない。。


もがき苦しむチコを只、見守るしかない、サム。


彼はどんなに辛かっただろうか。


ヴィシュヌは、何度も心を鬼にして、チコを見ていたに違いなく。。。


シヴァ「ゼウス、そちらはどんな様子だ。」


俺、シヴァは、時に覗きに行っては、


ヤバイな。。あれは、、、


と言う場面にいつも、助っ人とし、チコの側に行っては、狂った因縁を跳ね返していた。


俺達は、中筒率いる新しいグループの結成を待っていた。


その頃は、まだりおは霊能を開いては居らず、これからと言う時期に差し掛かっていた。


中筒のグループは、メンバーには全く知らされておらず、グループの長を務める中筒でさえ、知らされてはいなかったのだ。


《この中筒のグループの結成については、別の小説「彼氏は悪霊の手先?!」に盛り込んでいる。


つまりは、りお側と、チコ側とグループにまつわる内容だ。


興味あれば、読んでみたらいい。》


さて、話は戻るが、


チコの人生はボロボロの状態となっていた。


ヴィシュヌ「チコ。。。」

ヴィシュヌはサムにある事を命じる。


あまりにチコの精神が悪化の意図をたどる為にヴィシュヌが用意したのが、動物からの癒やしだった。


チコの元へ、一匹の犬がやってきたのだ。


サムはこの時ヴィシュヌからの役目でこの犬に憑依し、チコの側にいる事に。


このワンちゃん作戦はかなりの効果を得る事になる。


やはり動物は、人を、癒す為に生まれて来ているとはいえ、すごい能力だ。


チコにとっては、なくては、ならない存在となっていったのだった。。。


そうして、時と時節がくる。


いよいよ、チコとりおが出逢うのである。


勿論。ショウが先に出逢い。そして二人は「初めまして。」なんである。


この時、りおの能力はかなりのレベルまで上がっていた。


チコは心が苦しい事をりおに話すと、

りおのところに、その、内容の関係者が次々に出てきては、メッセージを受け取り、話す。また、ラインを使いながらの取り組みをするなど、様々な形での、こちらの世界にチコを触れさせていく事に。


りお同様、チコにも育ての神々がおり、サムと言うこちらでの夫や、また、グループというものが存在し、その一員である事も明らかとなっていく。


「表の因縁達は次々に出てきているが、肝心な奴がまだたな。。」


この家系に行かなければならない表の理由ではなく、本当の理由。


それは、遥か昔。まだチコもサムもヴィシュヌに出会う前の頃の話。グループの女神の一人が外の者と恋に落ちたことから始まる。外とは、宇宙からの者を指す。


宇宙からの者はその女神に夢中になり、またその女神も同様だった。彼女は、その男の邪の部分に気が付きなんとかして、邪を取り除けないものかと取り組んでいく。


「二人の愛があれば」と言う、信念を貫き通そうと。ヴィシュヌが心配していた通り、彼女はその男により人質とされてしまう。人質と言うのは、男の種族の者達からと言う事だ。


男は、本気で彼女を愛していたのだ。しかし、その愛は歪んだ愛。彼女は男を救えないかと考え、ヴィシュヌからの救出を拒んだ。


そして、男も彼女を離さない。


そうして、彼女は自ら眠り、男達、邪の種族の動きを止めたのだった。


その女神を救出するべく、今までもこの家系にはグループのメンバーの転生の際に関わってきたと。だが、上手く事は運ばず今に至る。。。


今生、チコで終わらせる!


その気持ちがヴィシュヌにはあり、その救出には、りおの能力を借りなければならかったのだ。。。


ある時、その男と眠る彼女がりおに察知された。


ヴィシュヌ「よし!!捉えた!

これからだよ。。。」


ヴィシュヌ達グループと、ゼウス達グループの使命と言うべく取り組みが始まろうとしていた。。。








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