「思い切り遊べる？？いや、遊べてないだろ。

だって俺の兄貴に勉強教わりに来るんだから…」

「そ、そんなことないわよ。ちゃんと遊ぶ時間も確保できてる！

シンジの家にすぐに立ち寄れる、この状況がいいのよ！！」

「なんだか、よくわからねぇな…」

「そもそも中学まで優等生だった

お前がなんで劣等生みたくなってんだか、、

ほんっと、勿体無いよな…

なんで手抜きみたいなことしてんだか、

わかんねー」

そう。幼馴染のやつはこの前、

何故か、追試会場にいたんだ。

明らか、平均点高めの、バカ校ならではの

基本問題的テスト。

幼馴染にとっちゃ、朝飯前な筈なのに、

なーぜーか、俺の隣に座って追試受けてた。

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