小学5年生の3人組は夏のある日、玉川上水の上流で手頃な繁みを見つけて秘密基地を作るが――子供の頃の思い出。そして主題と副題の意味。読み終えれば、なるほどと得心できる。果たして「僕」が見たものとは。
秘密基地、友達……このキーワードに惹かれて読んでみると、最後に隠された伏線があり面白かったです!子どもの頃の気持ちを忘れずにいたい大人でいたい人は是非一読してみるといいかもしれません!
子供のころって妙な自信があって、未来はきっと楽しくて、毎日が大冒険で退屈しなくて……いいことばっかり夢みていたと思います。あの頃の気持ちは『今』を助けます。明けない夜はないことを、思い出させてくれる良作です。懐かしくて、今を応援してくれます❗
「明けない夜はない」この物語を読んで、この言葉を信じてみたくなりました。雨の中を、傘もささずに歩いてみたい気分です。また明日、頑張ろう。