第4話 ゴブリン倒すぞ!
俺はゴブリンと戦うべく、近くの森にやってきていた。だが全然姿が見えない。
カルゼル「くっそー。全然ゴブリンいねえ」
思わず1人でそんなことを言っている。その時近くで物音がした。(お? ゴブリンか?)そう思い草むらを使い隠れながら物音のほうに近付いていくと…?
そこにいたのはスライムだった。俺は激しく落胆した。
カルゼル「お前かよぉ」
とりあえず買った剣をふると、スライムは吹っ飛んでいき、1撃で灰になった。俺は
カルゼル「剣つっよ」
グーパンチと剣の差をすごく感じた一瞬だった。
それからまた数10分歩き回る。そうすると
?「グガ」
そう言う鳴き声が聞こえた。スライムは鳴き声がないのでおそらく別の魔物。となるとゴブリンだろう。草むらを使って近付いていく。と、4匹のゴブリンがいた。(数は多いけどこの剣ならいけるか? 迷ってる暇はない。行くぞ! やっと見つけたゴブリンを倒しに!)
カルゼル「おりゃああ!!」
そう言いながら1匹のゴブリンに斬りかかる。不意打ちに成功したようでそのゴブリンは吹っ飛んでいくが灰にはなっていない。それを見ていた周りのゴブリン3体は攻撃を仕掛けてくる。
まずは1匹目! 何とか回避に成功した。
次に2匹目! 危なかったがギリギリ回避。(やばい、これは回避しきれん!)そう思っているうちにゴブリンの棍棒が俺に当たる。
カルゼル「くっ…」
かなりの激痛が走った。が、どうやら出血はまだ軽いようだ。まだ動くことはできるだろう。
また3体が同時に攻撃しようとしてくる。(まずい、このままじゃ、死ぬ!)そう思い俺は全力で剣を振ると、
ゴブリンたち「グガぁぁ!」
タイミングが良かったようで、見事にヒットした。そんな呻き声をあげて3匹とも灰になって行った。
残りは最初吹き飛ばした1匹。まだ寝転がったらまま立てていない。どうやら傷が深いようだ。
倒れているゴブリン「グガぁぁぁ!!」
とても大きな声で叫んだ。仲間を呼ばれたらまずいと思った俺は急いで剣で斬りつける。そのゴブリンも灰になって消えて行ったが、(どすん、どすん、どすん)と大きな足音がこちらに近付いてくる。
俺は急いで隠れようとしたが先にその足跡の正体であろう魔物がやってくる。見るとさっきまでのやつの3倍ほどの大きさのゴブリンだった。つまりこのゴブリンはゴブリンキングだろう。
ゴブリンキング「グガアアァァァ!!!」
すごく大きな雄叫びをあげて俺を襲おうとしてくる。
俺、絶体絶命!!
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