No.25 たおの旅立ち

たおは、旅の準備をしていた。


あくみを置いていくのは、本当は、とても嫌だった。

だけど大切な存在を危険にさらすわけにはいかない。


まずは、情報を集めるために、イキシオ・リリオン王国に行くことにしたのだった。


たお「ミー、フィー、ルー準備は、出来た?」


ミー「うんばっちりだよ~」


フィー「たおは、忘れ物ない?」


ルー「…」

ルーは、一言しゃべらずあくみが眠る桜の木を見つめて


その時強い風が吹いて4人の方に桜の花びらが舞う。

あくみが大丈夫…いってらっしゃいと言ってるように聞こえた気がした。


ルー「僕も大丈夫!」


4人は王国へ向けて歩き出したのだった。

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