No.17 もうひとつの闇のさくらの森

同じく飛ばされたルーとあくみ

2人もまた大人の姿をしていたのだった


あくみも大人の女性くらいの大きさになっていた

ピンクの髪が色鮮やかになり瞳の緑が濃くなり

手足も長く美しい女性になっていた


そしてルーは189センチほどになり

少しながめ短髪

なかなかのイケメンに変身していた


あくみ「ルーなんかかっこいい…イキシオ・リリオンの騎士みたいで大人の男性みたい」


ルー「あくみも美しい女性になっているよ?」


あくみは手持ち鏡で自分の容姿を確認した

あくみ「わっだれこれ!」


ルー「あくみだよ」とクスクス笑う


あくみ「たおは大丈夫かな?」

ルー「フィーとミーが一緒だから大丈夫さあくみには僕がいるし」ニコニコする


あくみ「生まれてからそんなに離れたことないから不安だな」


ルー「フィーとミーがたおの運命の人だから一緒に飛ばされたのだろうそしてキミの運命の人は僕だ」

そう嬉しそうに言うルー


ルー「運命の人とは愛する存在にもなり支えにもなるその人の時が終わるその時までね…でも妖精もあくみとたおも死なないから人間とは結ばれないだからパートナーになるべくして生まれる妖精がいる」

ルーはそう語る


あくみ「どうしてたおは、2人も運命の人がいるの?」


ルー「その役目の妖精が双子だったんだよ」

少し目をそらしそう言ったのだった


あくみのブレスレットがキラキラ輝く

なにか見えはじめた

たお「やめろー!」

フィーとミーが倒れた

たおが泣いている


ルーがふっとあくみを見るとあくみは泣いていた

ルー「あくみ?どうしたの?」ルーは驚く


あくみ「ルーたおが泣いてるの…ミーとフィーが動かなくて起きなくて悲しいってないてるのよ…杖よ…たおに力を」

その瞬間、光の向こう側にいるたおにあくみの力が届いたのだった


あくみの力は妖精のような姿になり

たおの所へ向かって飛んでいったのだった

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