あくみとたおの物語

マシュマロ

No.1 誕生

今は冬

とある森の中に大きな木がありました。

その大きな木の中には女の子と男の子がいました。


森にはたくさんの妖精達がいて2人を見守っています。

妖精1「まだかな?」

妖精2「早く会いたいね」

妖精3「雪が降ってきたよ!」


しんしんと雪が降ってきました。

寒い寒い冬になりました。


しばらくして春に季節が変わりました。

森の花がたくさん咲いて

妖精達が楽しく歌ったり踊ったり

とても楽しそうです。


そして大きな木にも桜が咲きました。

妖精達がそれを見て


大きな木の前に集まって来ました。

妖精1「生まれそう」

妖精2「会えるね」

妖精3「早く出ておいで」

大きな木から男の子と女の子が生まれそうです。


木がキラキラと光はじめました。

はじめに木から出てきたのは女の子でした。

女の子はピンクの髪で4歳くらいの姿をしていました。

次に出てきたのは男の子

男の子はみどりの髪で4歳くらいの姿でした。


大きな木は桜だったようです。

妖精たちは女の子と男の子の名前を考えました。


妖精1「名前どうする?」

妖精2「どうしょう」

妖精3「深く考えないであくみとたおっていうのは?」

妖精3の言葉に妖精1と妖精2が驚きます。

妖精1「えっ…ずっと名前はつかわれるし呼ばれるんだよ?」

妖精2「そうだよ大事だよ」

妖精3「僕たちは名前がないだろ?それなのに名前を考えるって大変じゃん?だからあくみとたおにしよう」


そうして妖精たちは

女の子はあくみ

男の子はたおと名前をつけることにしました。




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