第21話 蜘蛛の糸



 じわり、と艦外作業服の中が猛烈に蒸していく。

 コウは冷風コードをアンズに付け直すと、自身の艦外作業服に目を落とした。

 下腹部の一部が破れていた。 恐らく、インパクトハンマーで岩を穿った時の飛礫によるダメージだ。

 身体が無事なのは幸いだっただろう。

 この艦外作業服は本当に命の綱であった。

 破れている下腹部の部分を毟り取る。 股間のところだけが破れて格好が悪いが、ホーネットの操縦に邪魔だった。

 軋みを上げる左腕の痛みを無視しつつ、アンズの腰に手を回すと、股間にあけた穴の中にアンズの腕を突っ込ませる。

 まったく意識が無いせいか、自分の力を入れた方向にアンズの身体がぐったりと向いていく。

 その様子が酷くコウに恐怖を抱かせた。

 バイザーの奥が血に染まっているのも、その時に気付く。

 今は割り切るしかないだろう。 まだアンズは生きている。

 治療は出来ないが、呼吸をしている限りは助かると思わねば、コウの気力も尽きてしまいそうであった。

 

「……っ……はぁっ……」


 後は、水だ。

 《土蚯蚓》は水を求めてやまない。

 それは先ほどの一件で確実になった情報であり、水さえあれば《土蚯蚓》をコウは誘導できるのではないかと考えたからだ。

 時速200キロ以上で走るミミズは、ホーネットが歩く速度よりも何倍も早く、かつ地中でその動きを制限されない存在だ。

 上下左右、どこにでも土砂を削って推進していく巨岩の塊そのもの。

 もしも水を使って方向や行き先を誘導できるのであれば、この地下空洞に開けた道を一気に抜けられる事も不可能ではないだろう。

 問題はどうやって《土蚯蚓》の鼻先に水を垂らしてやれるのか、という事だ。

 コウに抜群の反応を返すプログラムに書き換えられたホーネットがあれば、《土蚯蚓》の上に乗る事はそれほど難しくはない。

 それはつい先ほどに証明したばかりだ。

 恐怖も、今は感じない。


「……でも、水はどうするんだ!  水がないと、どうにもならないっ!」


 発見した湖水は豊富な水源であると言える。

 如何に《土蚯蚓》であろうとも、どれだけ巨大な生物でも、あれだけ溜まり込んだ湖水の水を飲み尽くすのには時間がかかる筈だ。

 だから、水そのものは存在している事が分かっている。 そう考えなくては希望が無い。

 問題は、水を汲むものだ。

 地表に辿り着くまで《土蚯蚓》を誘導するまでの間、水が無くならない位の容器がなければ皮算用である。


「器になるもの……岩の破片は? いや、でもそれじゃダメだ。 ホーネットは右腕しか残って無いし……」


 抱える物にも限界はある。

 左側は腕は粉砕されて無くなっているし、脚も駆動系が逝かれてて反応が極端に鈍い。

 アンズを抱えている関係上、パネル操作も難しい。

 仮に水を入れる容器として適した岩があったとしても、サイズによっては使えない。

 コウはヘルメットを脱いで顔を拭い、頭を掻いた。

 熱気と吹き出る汗で感情が騒めき立ち、上手く考えがまとまらなかった。

 とにかく、この場に留まっていても仕方がない。

 《土蚯蚓》によって引き戻された道を戻る為に、ノイズの走っているモニターを前面に持ってきて地形図を表示させる。

 湖水に辿り着くまでに妙案を浮かべればいいのだ。

 アンズの身体がコウの動きによって揺られ、顔が目の前まで来る。


「アンズ……あ?」


 一緒に生きて戻るんだ、と言おうと開いた口が止まる。

 それは閃きに似た呟きだった。

 そうだ、アンズはどうしてこの場所に居るのだ。

 コウと一緒に落ちたからだ。

 それはいい。 それは判っている。

 だが、もう一つ。 重要な物がアンズと一緒に落ちてきているではないか。


「アンズのホーネット! 水の器ぁっ!」


 外骨格が拉げて潰れていた、アンズの機体の様子を脳裏に描けば。

 確かに四股は壊れて使い物にならない。 エンジンやジェネレーター等の駆動系統も全て潰れている。

 だが、操縦席は無事だった。

 操縦席の椅子はコの字型をしているし、手足を包む円筒状の器がある。

 ホーネットを機敏に動かし、ライトで周辺を照らしながら、モニターに表示されたデータを確認していく。

 コウは空間を認識する能力に長けており、方向感覚に自信もあったし、それは周囲からも認められている。

 右に、左に機体を揺らして進行方向を確認すると、右手親指の奥にあるダイヤルを弾いた。

 損傷と故障によって悲鳴を上げているホーネットが、億劫そうに出力をあげていく。

 今できる最大の出力に達し、白煙が一機の鋼鉄の蜂を包んだ。

 コウの意思に答え、白い蜂と化したホーネットが唸りを上げて大地を踏みしめる。

 ガン、ガンと鋼鉄の脚が大地を踏みしめる音を響かせ、地下空洞を駆け抜けて行く。

 速かった。

 ともすれば、一本の白煙を後背に残し、白い雲を残していくような速度で。


「ぅうぅうぅぅぅっ!」


 僅かな光量が照らす中、高速で移動を続けて疾駆する一匹の蜂が、闇のトンネルを駆け抜けた。

 崩落直後からは比べるべくもない運動性能によるホーネットの全力稼働。

 プログラムの書き換えによって劇的な性能の向上を見せたホーネットは、僅か20分という短時間でこの地下世界での生存を懸けた、始まりの場所に戻る事ができた。

 

「ふっ……ふぅーっ……はっ、はぁっ……」


 しかし、外骨格だけで構成されているホーネットは《リペアマシンナリー》とは違っている。

 パワードスーツのように、人の力を増幅して出力している構造だ。

 つまり、ホーネットでの全力疾走は、生身で全力疾走することと何ら変わりはない。

 どんなに言葉で偽っても、100℃を越える猛烈な高温の中で全力で運動していた事と同じなのだ。

 精神はともかく、肉体は既に限界だと悲鳴を上げていた。

 全身から噴き出す汗は、瞼の裏側にまで入り込んで、刻一刻と全身から乾いていき、手先や足先と言う人体の末端から痺れが増す。


「あぁ……ぐっ……き、きついっす……!」


 コウはアンズの機体の前まで辿り着くと、一度ホーネットの動きを止めて、アンズの冷風コードを溜まらず引っこ抜いた。

 自らに冷風を送り込む。

 癒したはずの喉が、ひりつくように熱かった。


「ううぅぅぅ、つ、冷たい……」


 急激に冷えた風が身体を一気に冷やしていく。

 コウの頭の奥がガンガンと強く痛みを伴って響いた。

 急速な温度変化による、血管の収縮による痛みだった。

 あまりに猛烈な痛みと、全身に走る倦怠感にコウは身体を震わせながら背を丸めて歯を食いしばる。

 

「はぁ……あぁ……死ぬ……これじゃ、死ぬ……」


 初めて、弱気な言葉が自然に漏れ出てしまった。

 目じりからはもう、枯れているはずの水分が吹き出しそうになって。

 コウは薄く目を開けて、ホーネットを動かし、アンズの機体に手をついた。

 水の器として利用しようと、震えながら操縦席を掴んだ時だった。

 ライトに照らされたホーネットの、拉げていない外骨格をぼんやりと見ながら。


「あ、ああ……あ、あ、ある! ある! あるっ!」


 そうだ、何故気付かなかったのだ。 

 アンズの機体は目の前で、アンズのホーネットにある予備の冷風コードは使っていない。

 

「あるんだ! ある! 熱は平気だ! なんとか……!」


 コウはアンズを自分の機体の操縦席に押し付け、飛び降りた。

 一度転倒し、ふらふらと震える足を必死に叱咤し、コウは立ち上がってアンズの潰れてしまっている機体に近づいていく。

 時間はないのだ。

 冷風コードを抜いた今、アンズの出血した身体には100℃を越える高温の渦中に晒されている。

 もはや原形をとどめておらず、どの部分に予備のコードが収納されているのか分からない。

 暗闇の中、外骨格の表面を探るように、手をついて漁る。

 降り積もった土砂が埃を巻き上げる中、コウは2分ほどで目的の物を引っ張り出すことに成功した。

 偶然でも幸運でも構わない。 とにかくコウは喜んだ。

 すぐさまコードの先端を抜いて、千切れてしまったコウの機体とアンズの機体のコードを入れ替える。

 交換そのものにはかなりの時間を要してしまったが、コウのホーネットはしっかりと予備の冷風コードが繋がった事を認識していた。

 アンズに冷風コードを挿し込んで。


「やった……!」


 その場で尻もちをついて、コウは安堵の息を吐き出した。

 危機的状況にあったせいか、冷風コードの挿し込みは非常に速くなったような気がした。

 機体を見上げて息を整えているコウの耳朶に、今度はホーネットから耳を劈く音が鳴り始めた。

 高速で鐘の音が鳴っているような、耳障りな大音量だった。


「な、なんだ!? 壊れたんじゃないだろうなっ!? ここまできてっ!」


 操縦席に慌てて戻ったコウが、アンズを抱えるようにして持ち上げた時にモニターに映る表示はかなり乱れていた。

 しっかりと画面へと顔を向けたコウが見た物は、その顔を蒼白させるに足りるものだった。

 無常に告げたのはエネルギーの残量が少ない事だった。

 予測される稼働時間が40分を切っていた。

 蓄えていたホーネットを動かす為の電力が、もう無いのだ。


「アンズの電池は!」


 コウはまたホーネットから飛び降りて、アンズの機体をよじ登っていった。

 彼女の機体は太陽光パネルによって蓄えられた充電電池がまだ残っている。

 ホーネットの稼働時間はすなわち、命を繋ぐ時間とイコールになる事から、スヤンからは口酸っぱく教わっていた。

 充電方法、蓄えられた電力がどこに貯められるのか。

 その他、電源系統まわりは最重要項目として殆ど一夜漬けみたいな形で教え込まれていた。

 アンズのホーネットに取り付けられているはずの装置はどこにも見当たらなかった。

 外れたのか、潰されたのか。

 とにかく何処にも見当たらない。 

 薄い暗闇の中、土ぼこりがもうもうと立ち昇るだけであった。


「くそぉぉぉ!」


 コウは外骨格を這うようにして探していたが、諦めざるを得なかった。

 探している時間がもう無いのだ。

 自分のホーネットに戻ると、アンズをしっかりと固定した後に、急いでホーネットを動かしてアンズの機体から力任せに操縦席を引っぺがした。

 それをホーネットが右手一本で抱えると、来た時と同じように出力を最大まで上げて走り出す。

 この地下世界に居る限り、ホーネットは常に稼働状態でなければ命綱である冷風が途切れてしまう。

 生き残るには、完全に機体が力尽きる前に何としても地表に脱出して太陽光を手に入れなければならない。

 湖水までは20分。

 インプットされているデータによれば残された20分で、地下800メートル以上を一気に駆け上らねば生き残れない。

 水を手に入れて、蚯蚓を見つけ、そこに飛び乗って地表まで誘導する。

 時間計算も、思いついた作戦も杜撰だが、コウにはもうこれしか生き残る方法が無かった。

 残り40分、予測された時間一杯までホーネットが全力稼働してくれることだけを願う。

 外に出れば。 地表にさえ出れれば。

 惑星ディギングを照らす恒星が沈むまで、生き延びることが出来るから。

 コウは疾駆しながら叫んだ。


「絶対諦めるもんかっ! こんなとこで死んでたまるかぁっ!」


 それは強く眩しい、この惑星ディギングに存在する全人類の共通した意思だった。

 それが力を与えたのかどうかは定かではない。

 定かでは無いが、コウの心を折る様に重なった展開に、一筋の蜘蛛の糸が垂らされた。


『―――えて……っ……―――か』


 疾駆する機体と風を切る轟音、闇を震わす振動に混じってノイズが入りながら何かが聞こえた。

 走り続けるコウは息を切らしながらも、目を剥いてその声に聞き耳を立てた。


『―――えろって言ってるのよ! 糞ったれな耳は動いてんだろうがっ! 速く応答しやがれボケナスがっ!』


 ころころと鈴を転がすような甘い声での罵詈雑言。

 こんな周囲がドン引きするような言葉を口に出す女性は、コウは一人しか知らない。


「おおおおおおおおっ、ジュジュ! ジュジュだよなっ!? 聞こえる! 聞こえてるよ!」

『―――ウ! コウなの―――クソミミズ並みの生命力ねっ、良い、こっち―――…』


 通信は不安定だが、確かに通じる。

 受信、発信をしているのはコウの左腕に着けた携帯端末からだ。

 精神を圧迫していた、心に淀んだ物が払拭され、心中に克が戻るのをコウは実感した。

 シップが。

 シップ・スパイダルが居る。

 ずっともう、去ってしまったのではないかと、心の何処かで不安だったシップが。

 地上に戻れば、助かるのだ。


「時間が無いんだ、ジュジュ! これから《土蚯蚓》に乗って水を使って誘導しながら上まで行く! ホーネットが動ける時間もそれが限界なんだ!

 ミミズが登っていくから、何とかしてくれ! それまで、待ってて! お願いだっ!」

『―――い? クソミミズ―――って!? コウ……―――』


 途中までは繋がっていた途切れ途切れの通信も、次第にノイズの方が強くなり、殆ど声は聞きとれなくなってしまった。

 だが、十分だ。

 言いたい事は全部とは言わなくても、だいたいは伝わったはずだ。

 何時の間にか痛みに慣れてしまった左腕を動かして、アンズの身体を揺らして支え直す。


「聞いたか、アンズ! 助かる! シップが居るんだ! 俺達は助かるぞ!」


 吐き出す息は荒く、バイザーから見える視界は殆どないが、蜂は軽快に闇のトンネルを突き進んだ。

 災害でありながら、唯一の生き残る希望となった《土蚯蚓》目指して。

 白煙が闇の道を切り裂いていった。




「聞こえない!! クソミミズと登って!? どうするのよっ!」

『艦長ダメです、反応が追えません』

「このヘタレの根性無しっ! 冗談じゃあないわっ!」


 バシッと音を立てて、シップ・スパイダルの倉庫からカプセルについていた有線マイクを投げ捨てる。

 メルのアンテナから《祖人》の機器と端子の合う規格は、コウのカプセルに備えついていた妙な形のこの機器しか無かったのだ。

 シップのメイン通信機器、すなわちクウルの管理する機材と繋げられれば、確実に通信が可能だというのに。

 とはいえ、通信手段が確保できた事実は大きい。

 ついでに、かなりコウ達の状況が逼迫している事が分かった。

 右手は眉間を抑え、左手で顔を覆うようにしてジュジュは頭を抱えるようにして考える。

 断片的な情報を整理し、何が必要かを手早くまとめ上げると顔を上げた。


「クウル! ボッシさんに繋いで!」

『シップから。 ボッシさん出て』

『―――ボッシです。 艦長、なにか?』

「採掘に出ているホーネットは散水装備に切り替えて、何が起こるか分からないから榴弾装備、電磁砲の使用を許可します。 衝撃緩和材とエアークッションの用意も」

『艦長? 何を言っているのですか』

「クソ共が来るって言ってるんです! 乗っている機体ごとミンチにされたくないなら、とっととしやがれっ!」


 主語もなく、端的にアレンジされた言葉であった為、大多数には伝わらなかったがボッシはややあって理解した。

 ミミズが現れることは間違いないようだ、と。


『了解。 散水装備の目的を聞いても?』

「コウ君と連絡を取れたのよ。 どういう理屈かわからないけど、ミミズを誘導して地表に向かう、と。 

 水を―――えっと、そう、ミミズは水で誘導できる。 だから散水装備でミミズを誘導してください。

 ホーネットのエネルギーはもう僅かでまともに動けないわ。 途中で切れたら、彼らは放り出されるはず、可能な限り早く準備して」

 

 ボッシの返答を聞く前に、ジュジュは通信を切った。

 要点さえ伝われば、彼ならば何も問題なく対処をしてくれる。

 判り切った了解を聞く時間は、無駄である。

 コウの通信から判る事はミミズの新たな習性の発見でもあったが、信じる信じないを論ずる前にジュジュはそうであると決めかかっていた。

 少なくともコウやアンズを救出するには、コウの言葉を全面的に信じるしかない。


「クウル―――」

『コネクト。 繋がってる』


 ジュジュの心の中を読んだように、言い終える前に応対するクウルに、やにわ笑みを浮かべ。

 交信相手はスヤンだ。

 ホーネット乗りではあるが、必要最低限の4機編隊で採掘作業をしている現状、スヤン他ホーネットに乗り込む作業員はローテーションで交代しながらの作業だった。

 今、休憩を兼ねての待機状態にあるのがスヤンだったのは僥倖というほかない。


「スヤンさん」

『あー? なんだ艦長か』

「コウ君がミミズと一緒に登ってくるわ、電磁固定砲台をシップのデッキに着けて、奴等にぶちかまして頂戴」

『あぁ? なんだって? 何言ってんだテメェは』

「良いから言われた通り準備しろって言ってるのよ! 早くしろ、チキン野郎! 出来ないなら私が直接蜂に乗ってぶちかましに行くわっ!」

『おいおい、まてまて。 わーったよ、準備すりゃ良いんだろ、準備すりゃ! ったく、出来もしねぇことを言うんじゃねぇよ!』

「お願いします!」


 そこでスヤンへの通信も切った。

 無茶振りではあるが、それに全て彼らは応えてくれると信じていた。

 飛び出してくる大まかなポイントを割り出さねばならない。

 ソナー員として動いてるボッシのホーネットから、ボーリングの結果をモニターに映し出して地形図を照らし出す。

 場合によってはシップ・スパイダルが動く必要もあるだろう。


『艦長、通信から予測される発信源を特定した。 データ送信する』

「ありがとう、クウル」


 メルが捉えた通信履歴から、コウ達の現在位置が絞れそうだ。

 空洞の構造を指先で追って、ジュジュのパネルを叩く音が加速した。

 大丈夫だ、ここからシップ・スパイダルを数百メートル移動させる必要はあるが、間に合う。


「シップを移動させるわ! 足を出して! 発着場に蜂が戻ってきたら直行するわよ!」


 やれそうな事は思いつく限りでやった。

 後は、自分にとっても前を進む勇気を与えてくれた彼の言葉を信じて待つだけだ。

 諦めない、絶対にあきらめないと不屈を教えてくれた、尊敬すべき《祖人》を。


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