調子悪い日の彼女を元気にする魔法【女性向け・年上彼氏系】(※タイトル変更可能)



ただいま、あら、起きてたの?


うん、色々足りなさそうなの買ってきとこうと思って

良く寝てたし、ちょっとお買い物いってたよー


って、そんなことより、

まーたそうやってすぐ寒そうな恰好してるー


ダメよー?

調子悪いんでしょ?あったかくするの

あ、いいよ、動くのしんどいっしょ?

とりあえず今毛布もってくるから、掛けときなって

いいよ、それくらい


…ほい、どーぞ

ん、すぐご飯にしちゃうけど、食べられそう?


え?何、どしたん

いや、ポンポンってソファー叩かれましても

え?隣来いって?

はいはい…ん?どったのよ?


ん?

……あ、ははーん、さては寂しかったなコイツめ

寝てる間にお買い物行っちゃったからね

起きて寂しくなっちゃったんだね…


調子悪いと、心細くなるもんね…

ごめんよ今度から書置きか何か

ちゃんと君が安心できるようにしてくから…


よしよし、そかそか

ごめんね、目覚まして、俺が居なくて

不安になっちゃったよネ?


そっかぁ……

でも、それで寂しくて寝付けなくて

ソファーで丸くなってらっしゃったの?

なんだよ

もう、可愛いな


え?調子悪いし、寝る前にワガママ言ったから

俺が帰っちゃったんじゃないかって思った、って?


ばーか、んなわけないじゃん、君が元気になるように

しんどい時に、ご飯作ったり、買い出ししたり

大変だと思って、お買い物してただけだよ


まぁ、でも寂しくて不安になったのね

よしよし、わかったわかった

今体しんどいしイライラしちゃうもんね


んむ、では、そのイライラしてるのを

このクッションで私にぶつけるがいい


え?いや、いいよ、それくらい

ちゃんと受け止めるよ


よし…さぁ来いっ!


よっ!ほっ!

え?そりゃ避けるよ、痛いの嫌だし


あ、フゲッ…不意打ちかっ!


笑顔になったね

よしよし、辛かろうて

おいで、うん、そかそかしんどいもんな

しゃーなしだ


ん?俺あったかい?

…大丈夫?暑くない?

そかそか…


不安にさせてごめんね

大丈夫だから


うん…ん?起きた時?

…うん…うん…うん


怖い夢見たのか…

んで、起きたら俺が居なくなってて

ちょっとパニックになっちゃったのか…


大丈夫、大丈夫だよ

俺、多分どんなことあっても、君の事おいて

遠くにいっちゃったり、見放すようなことないもん


君の事大好きだし、そばに居たいし

しんどいのも、辛いのも変わってあげたいくらいだし


何よりも、君に笑顔で居て欲しいって思ってる

だから大丈夫ね?安心して?


そりゃ、最近はあんまり会えないし

一緒に居られる時間もちょっとだけど

でも、いつも君の事想ってるんだ


お家で独りで居てさ

君がおいてったヌイグルミとか見ると

あー、コレ良くだっこしてたなー、とか


お風呂上りに、君がくれたドライヤーで

髪の毛乾かしてると、助かるなぁとか

…あれ、少し君の匂いすんのよ?


え?全然気が付かなかったって?

まぁ、そうでしょうよ


だからね、さっき君が起きた時に

私の事探してくれたみたいに


俺も日常の中で、君の事

いっつも探してるのよ…たぶん知らんけど


え?

そこは自信持ってって?

ごめん


でも、それくらい、君に参ってるってことなんよ


どんな君も愛してるし、

君がどうなっても

好きで居続けるよ


ん?なにさ

え?恥ずかしくなった?


…もう、可愛いな


ん、寂しいの、少し楽になった?

ご飯は?食べられそう?


…ん、そしたらすぐにご飯にしちゃうね

今日は美味しい優しいご飯にするから


んで、ご飯食べ終わったら…今日はずっと

くっついてよっか…ね?

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