Black Historia
RPGropure
第一章 Resistance of Novalues -無価値なレジスタンス-
第一話 encounter -遭遇-
西暦二千百二十二年。
世界がまた戦争を始め、落ち着く日々は何処かに逝ってしまった。
周りの国を吸収し、肥大化した最後の二つの国が互いの身を削りあって早二十年、情報戦が進化し続けた戦争は再びローカルな人間同士の殺し合いに戻っており、体とは不釣り合いな大きなアーマーを身体に接続している若い男女は自分の体から流れる血など気にも留めずに進軍を続ける。
まるで人ではなく機械のように。
彼らはクローニングにより生み出され、調教と呼ばれる思想教育を受け過度な肉体改造により神経プラグという神経伝達物質をデータ化する出力装置をつけられている。
そしてそのプラグに直接接続する兵器を用いて、前線をオオカミよりも早く駆け抜け武器をふるい続けていた。
そんな戦場のはるか遠く、最後の国のうちの片方であるフォルン公国の軍需工場に勤める一人の男が居る。
フォルンが誇る最大の軍需工場でその中の廃棄処理施設で働く結城涼真(ゆうきりょうま)は今日も憂鬱な表情で仕事をしていた。
彼の仕事は怪我や病気に掛かった者や“余計“な個性や自我が芽生えた
ボタンを押せば高速で回転するモーターと刃物のつんざくような悲鳴、価値なしと言われた男女の断末魔が聞こえてきた。
自我や個性を持った彼らは兵器ではなく人間なのだろう。
痛みで泣き出し不条理に怒りを唱え、無力を嘆きながらズタズタに切り刻まれるその姿に結城は毎回目をそらしてしまう。
結城がこの役職に就いたときは何度も精神科を利用し、時には一週間一睡もできない日もあった。
だがここを辞めることはできない。
なぜならこの仕事を辞めたいと一言でも口にすれば彼もまた、同じく高速で回転する刃物の錆になりかねない。
フォルンは戦争が始まって以来、軍需工場を運営している社長が政治の実権を握っているだけでなく、フォルンのすべての産業を牛耳っており裏の公王と呼ばれている。
それ故社員は秘密保持のために仕事を辞めることはできず、夜逃げしても一週間も持たずこの廃棄処理施設に治安維持法の名の下に強制連行されてしまう。
窓から覗く血に濡れた廃棄処理室で結城は、戦争を助長している連中すべてをここの廃棄処理場で処理したい気分であった。
「結城さん今日もご苦労様……先上がっていいよ、後処理はこっちでやるから」
物腰の柔らかい高齢の上司がドア越しにそう言う。
いつもならこの後に処理場の掃除と点検、そして後二回は殺処分しなくてはいけないはずなのに、どうやら今日は早めに上がれる様だ。
「ありがとうございます、木戸さん……それじゃ、お先に失礼します」
結城は作業帽を脱ぎ、頭を下げ、制御室の机を片付けチェックシートに今日の作業分を記入し、普段着に着替え制御室を後にする。
時刻は午後二時。
久々の早上がりで時間はあるのだが、結城は特別やりたいことが思いつかずに居た。
工業地区の外は許可証なしでは出ることができず、工業地区の商店街も昼間は特に目ぼしい物がない。
「そういや小腹空いたなぁ……」
基本工場で昼飯の配給があるが、茶碗一杯のおじやと漬物……あとは小さい缶詰め程度のものなのですぐに小腹が空いてしまう。
「この時間にどっか飯屋あいていたかなぁ……」
微妙な空腹を感じながら工業地区の商店街に足を運ぶ。
商店街は、同じく工業地区にすむ家族連れや仕事中に遊びに行くどこかの部署の上司などがうろついているのが見える。
「蕎麦屋でいいか……」
適当に目についた小さな蕎麦屋に決め、持ち合わせが幾らあるか財布を開くとそこにはとても蕎麦を食べれるような金額はなかった。
「……そうか、昨日賭けでスッたんだった……まじかぁ……給料日まであと三日あるしどーしよ……」
肩をがっくり落とし、なけなしの金額が入った財布を尻ポケットに仕舞い蕎麦屋を視界に入れない様にその場を後にする。
「もしもし、そこのくたびれた方」
「あ?」
急に後ろから明るい声で呼ばれる。
「……誰っすか?」
後ろを振り向くと見たことのない身なりの良い青年がこちらを見ていた。
「まぁ俺がどうとかそういうのは置いといて、蕎麦じゃないけどいい店を紹介してあげよう……お代は俺の奢りだ」
「遠慮しときます、では」
「ちょっと待ってくれ!!」
余りにも怪しすぎるので結城は会釈だけしてその場を立ち去ろうとすると両肩を掴まれすごい勢いで振り向かされる。
「怪しいのは分かるが、話ぐらい聞いて貰いたい……この時間無駄にはさせないからさ」
「いや……ホント困ってないんで」
「あー……じゃああれだ、上司命令で来てくれないかな」
青年は胸ポケットからフォルン軍需産業技術企画部開発部長
「え……上司……え? ……あ、すいませんでした」
今の世の中下は上に逆らうことはできず、個人の階級だけでなく部署の階級でも逆らうことはできない。
そんななか上司とも知らずに誘いを断ってしまうのは下手すると明日から居場所がなくなるレベルである。
「いやいや……まぁそれより奢るよ……ついてきてくれ」
「ありがとうございます」
誘われるがままに後についていき、商店街から離れた社員寮のある団地の方に向かう。
特に面白みのない白い外装の似た建物ばかりが立ち並ぶ団地には殆ど人影がなく、居るのは社員の家族が窓辺で洗濯物を干しているだけだ。
「この下に俺の知り合いが店やってるんだ……けっこう旨いぞ……」
寮の中にある地下駐車場の階段を下っていき、ボイラー室に入っていく。
そしてボイラー室から排水用の管が伸びている道を進むと下水道に入り、少し歩くと無骨な扉の前にたどり着く。
「……もしかしてここって……」
「まぁ違法商店だけど安心してくれ……よう、やってるか?」
今まで自分が利用していた寮の下に、定められた商店街以外で運営される違法商店が展開されているとは露程も思っていなかったため、結城は動揺しながら海斗に続いて店に入っていく。
扉を開けるとコンクリートの壁に木製の机がある隠れたカフェのような場所があり、カウンターにはスキンヘッドの店主と思われる男がグラスを磨いていた。
「まだやってねえよ……てめぇ営業時間知ってんだろ」
グラスを棚に置き、ため息をつく店主は結城の方を睨みこちらに近づいてくる。
「ほう……新入りさんか? どこの部署だ」
「……自分は、廃棄処理課の結城涼真です」
「ほう……廃棄処理課ねぇ……俺はアンダー・ハドソンだ、よろしく! 所で海斗、こいつはソッチのお仲間かい?」
元アメリカ系の名前のアンダーはショットグラスを二つカウンターに置くと、ウイスキーを注ぎ始めた。
「まだだ、だがそのつもりだ」
海斗はグラスに注がれたウイスキーを飲み干し、カウンターにそっとグラスを戻す。
「今から大事な話をする……他言無用だ……できるな?」
「りょ、了解です……」
タバコに火をつけ、海斗は静かに煙を吐き出した。
そんな海斗の仕草を見て結城の背中に冷や汗が垂れる。
別部署の上司がこんな違法店に呼び出した理由に心当たりがないのだから。
「……単刀直入に聞く、価値無したちを救いたいとは思わないか?」
その質問に結城は内心仰天する。
確かに結城は毎日処理をしながらも何とか価値無し達を救えないか考えてはいたが、考えるだけで口にしたことはなかった。
なぜならそんなことを口にすれば反逆罪として同じく処理されてしまうからだ。
だが海斗はタブーである国への不満を普通に口にしてしまったのである。
「いえ……そんな事は……」
咄嗟に心にもない謙遜が口から出る。
しかし海斗は分かっていると言わんばかりに笑って結城を見つめた。
「何、ここには監視カメラもなければ国に忠誠を誓ってるやつもいない……本音を教えてくれ」
「…………自分は…………」
目を瞑り、今まで価値無し達がどうなったかが頭を過る。
クローン技術により若者の遺伝子を集め作られた使い捨て兵士達の中から思想に従わなかったり、遺伝子劣化や能力不足によってできた価値なし達は殺処分や慰安所行き。
勝手に作られ、勝手に価値なしと決めつけられた彼らはどう思っているのだろうか?
何かを思う暇もなく彼らは死んでいっているのだろうか?
そもそも兵器として生まれ、人としての自我を持ったことは不必要で価値のない事なのだろうか?
いろいろな考えが頭を過っては処理場の刃物から垂れる血とぐちゃぐちゃになった臓物や、モーター音にかき消される叫び声などがフラッシュバックする。
そんなのはもう見たくもなく、もう音も聞きたくはない。
それが結城の中に強く根ざす本音であった。
もし海斗についていった場合、価値なしと呼ばれた彼らの扱いが少しでも良くなるのだろうかと考えた結城に断る理由は無かった。
「……自分は……価値なし達を救いたいです……もう、彼らを処分したくないです……」
口からポロリとこぼれた本音に、内心焦りを覚える。
もし海斗が軍の人間で、自分を試していたら今すぐにでも殺されるかもしれない。
そんな考えがチラつくと、結城は急に足がすくんでしまった。
「そうか……」
そう呟くと海斗は立ち上がり、こちらに歩いてくる。
「君は国に逆らう覚悟があるんだな?」
こちらに向かってゆっくり歩く海斗が懐に手を入れ、銃を取り出す。
悪い予感が的中してしまったのではないのかと思った結城は一歩後ろに下がるが、それを見た海斗が撃鉄を下ろした。
「……覚悟は無いのか?」
銃口が結城の頭に向けられる。
「あ、あります!!」
あまりの恐怖に咄嗟に口が動き、つい強気に出てしまうが今自分が口にした言葉がどれ程の重さを持っているかを思い出し、結城は咄嗟に口を塞ぐが海斗は銃口を向け続ける。
結城は目を瞑り、銃声を今か今かと待ち続ける…………が、何時まで経っても銃声はならなかった。
「もういい、そんなに怯えるな」
そう言われて目を開けると銃はとっくにしまわれており、海斗も椅子に座っていた。
「……君に、俺らが何者か話しておかないとな……ほら、座ってくれ」
結城は言われるがままカウンターの丸い椅子に腰かける。
「まずは俺とアンダーの正体だが……俺の名前は安部海斗(あべかいと)でF(ファースト)ギアーズのCEOの息子、そしてアンダーは元CEOの秘書だ」
「へ? ……CEOの息子!?」
Fギアーズは結城の勤めている軍需工場の親会社であり、海斗は結城の勤めている会社の上司どころか社長以上の役職なのである。
「別にCEOの息子だからって改まらなくていいぞ、むしろ対等ぐらいでいい、同じ反社会的勢力の仲間なんだからな」
と言われても染みついた上下関係はそうすぐに改めれるものではない。
「えぇ……」
「まぁ同じレジスタンスとして一緒に行動してれば少しは慣れてくるだろう」
「えっと……レジスタンスって言ってもそもそも何をするんですか?」
一概にレジスタンスと言われると武器を手に取り軍や国と戦争をしたりするのが想像できるが、今のところ結城含め三人しか居ないこの現状で国を相手取るなんて不可能に近いのである。
「俺らの目的は長期化かつ慢性的になった戦争の終結とフォルンの非人道的産業の撲滅を主な活動にしている、その為に今やるべきことは戦争の終結が最優先だ」
「具体的にどんな活動を?」
「今のところ予定してるのは軍の機密情報を取り出し、それを手土産にイヴァンディア連合国に戦争終結の為に動いてもらうよう取り合うしかないな」
「イヴァンディア連合国にですか……」
イヴァンディア連合とは、徐々に領地を拡大していくフォルンに対抗するべく、沢山の国が一つになって出来た連合国である。
しかしフォルン公国と長年戦争を続けている国がそう簡単に和平の道に進むか甚だ疑問ではあるが、彼は一体どうするつもりなのだろうか?
「一筋縄ではいかないだろうな、だが戦争の終結は両国が手を取るしかないんだ……そのためには無茶だがこうでもしないとな」
「ま、海斗の立場と俺の情報網があればお前を最大限バックアップできるだろう、安心しな」
「はぁ……しかしこう言うのもなんですけど何故自分がこの作戦に抜擢されたんでしょうか?」
ずっと疑問だった。
この作戦は屈強な肉体や、ずば抜けた頭脳などが合わさってもできるかどうか怪しい位に少人数では難しい作戦である。
なのに結城のような一従業員を引き抜き作戦に入れたのには頭に引っ掛かる所が多いのである。
「理由は単純、従業員の勤務態度などを見てたら君が一番裏切りの可能性が少ないと言うことが見込めたからさ! 君は先輩や上司に誘われても価値無し達がいる慰安所には行かずに仕事をしていたし、規約違反だが処理待機中の価値無し達とコミュニケーションを取っていたのも知っている……それ程までに価値無し達が無駄死にしていく様を嫌う君が裏切ることは無いと思えたのさ……この作戦で何よりも怖いのが裏切りだからね」
「…………ありがとうございます」
どうやら押し殺していた本音も、無意識の行動も全て見られていたようだ。
だが全くもって恥ずかしいとは思わず、むしろそこまで見てくれて選んでくれた事に誇らしさすらあった。
「さて、早速だがレジスタンスとして動く最初の作戦会議を始めようか!!」
おもむろにタブレットを取り出し電源をつける。
画面を見るとそこには軍需工場の見取り図が表示されていた。
「俺らが今やる事は人員確保が必要だ、アジトや武器はあるが人が足りない……だから俺らはこいつらに頼ることにした」
画面を動かすと表のようなものが現れ、そこには顔写真が乗っていた。
その首にはシリアルナンバーがついたチョーカーの様なものがついており、一目でその写真が価値なしだと分かる。
「彼らを使うんですか?」
「これは彼らを解放するための戦いだ、むろん彼らの力も借りるしその過程を記録してのちの世の教訓にもするつもりだ」
「なるほど……」
結城は、彼らは自分たちの解放の為に快く戦ってくれるのか少し疑問ではあった。
国の為と教育をされ、理不尽な理由で今や薄暗い処理待機室に拘束される彼らの中にまだ植え付けられた呪いのような愛国心が残っているのなら、それは厄介である。
それにもし彼らを使うとして、自分たちは兵器ではなく人としてしっかり接することができるのだろうか?
自信はあれど、そんな不安が頭を過る。
「そんな不安そうな顔すんなって、海斗はこいつらを粗末に扱うような真似はしねぇ」
「……そうですね」
「いいか? 作戦はこうだ、まず俺とアンダーは貨物運搬員に変装してあらかじめ用意しておいた貨物機一機の起動準備をし、その間に結城は価値なし達を解放し外の貨物箱の中に入れてくれ……そしたらアンダーが貨物搬入装置で貨物機の中に入れるはずだ! そのあとは全員滑走路の貨物機に乗りアジトを目指す」
「おいおい、それバレねえのか?」
アンダーが訝しげな顔を海斗に向けると、海斗は余裕の笑みで返した。
「確かに普通ならバレるが。あらかじめこの日は設備点検のために午後から一般従業員と事務員は入れないようになっている、ぬかりなしさ」
「え、そんな通達来てました?」
「工場長の許可も下りてる、当日にでも言うつもりなんだろうさ…………さて、明日は大忙しだ! 作戦の開始は明日の午後8時、集合場所はここだ」
タブレットを仕舞い、海斗は立ち上がる。
「さて、そろそろ俺は行くかな……そろそろ会議の時間なんだ」
「重役さんはお忙しいな、いってら」
「あ、じゃあ自分も……」
といい席を立とうとした途端、結城の 腹からものすごい音が鳴る。
革命やら作戦やらで腹が空いていたのをすっかり忘れていた。
「なんだ兄ちゃん、腹減ってんのか」
「減ってはいるんですけど……お金ないんですよね」
「仲間から金取んねぇよ、ほら座れ」
言われるがままに座るとアンダーは奥の厨房に入っていき、料理を始めた。
奥から立ち込めるバターとキノコの香りに、まだかまだかと唸る腹の虫を何とか押さえつけ十分ほど待つと、奥からパスタ料理を持ったアンダーが笑顔でやってきた。
「シンプルにバターとキノコのパスタだ、パルメザンチーズとか胡椒はいるか?」
つやつやとバターがしみ込んだパスタには茶色のキノコソースとマッシュルームやマイタケなどのキノコがゴロゴロと入っており、素朴な見た目だが食欲をそそる。
「あ、胡椒お願いします」
「あいよ」
棚から胡椒の瓶を取り出し、パスタにかけると空きっ腹には刺激の強いグルメの香りが一層強まる。
「いただきます」
パスタを一口食べると、バターとキノコの風味がこれでもかと手を取り合いそこに飽きない胡椒の刺激が混ざることによりフォークが止まることはなかった。
結城は夢中になりながら最後の一口を食し、飲み込んだ後口に残った風味で呼吸すら美味である。
「これすごい旨いです!!」
「ははは、みりゃわかるよ……兄ちゃん一言も話さずに黙々と食ってたもんなぁ」
「工場のしょぼい飯と比べるのもあれですけど、ここまでおいしいパスタは初めて食べました!!」
「ありがとよ、そんなに褒めてくれた兄ちゃんにはデザートなんてどうだ!! 俺のお手製プリンだ」
待ってましたと言わんばかりに出てきたプリンには小さなサクランボも乗っており、そのプリンも結城は頂く。
美味しいパスタだけでなくデザートまでおいしく頂いた結城は礼をアンダーに伝え自分の寮に戻り、明日の作戦を思い出し頭を抱えた。
「俺明日生きて明後日を迎えられるのかなぁ……」
突拍子もなく国を相手取ることになり今更になって後悔と緊張が目を冴えさせる。
今まではそうしたくても出来ないと抑圧された感情を刺激され話に乗っかってしまったが、それは明日が今まで通りに過ぎて行かないという事だ。
しかし反政府組織という道はいばらの道なのは分かっていても、結城は今更やめようという気にはなれなかった。
「……やばい、寝れない……」
とは言え、緊張からか薄っぺらい布団に入りゴロゴロと寝返りを打ち続ける事となり、約一時間後に何とか眠りに落ちることができ、今までのどんな一日より濃い一日が終わりを告げた。
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