The door to time for two of us

 真っさらなノートの扉を開けて、真白い世界に色を塗る。今年はどんな一年にしよう、どんな時間で満たしていこうかと、希望を書き綴る。

 充実した日々であるように、私に出来ることは貴方の夢を守ること。

「楽しもうね。愛情で日常を飾りながら」

 愛情、それはときに笑顔を意味し、ときに静かに隣にいることを指す。ある日には厳しい顔をして、別の日には甘々の声音を響かせて。


 日々の中を、全て楽しみで埋め尽くすことは難しいけれど、過去の暗闇はまだ暗いままだけれど、太陽が隣にいる。だから、希望は明るい。


 決めました。

「愛していますよ」

 まずは、この瞬間を愛情で彩ることから。満ち足りた年になりますように。

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