10歳 9カ月 極論を言えば気持ちの問題

 2020年 12月〇日

 

 俺が作った上野警備株式会社に面白い様に仕事が入って来た。

 まだ、作って1か月間程度しか立っていないはずなんだけどね。更に言えば別にテレビでCMを流すとか、SNSを活用した広告等も一切やっていないんだけど。

 何でこんな仕事が入ってくるかな?

 それも依頼してくるのが議員さんやら大企業の偉い人やらエロい人やら、官僚やら、とにかく偉い人やらエロい人やらが依頼をしてくる。

 おかげで依頼料金もかなりふんだくれるし、会社として気持ちが良いくらいに上手くいっている。

 

 割と真面目に理由はまあよく分からないし、かといって理由を探すのも面倒なので、特に気にしはしていない、ラッキーだな程度でいいだろ。


 因みに今の所はほとんど俺の影分身を使って依頼をこなさせているけど、実際に襲われたことは一度もない。

 多分俺が日本に存在する犯罪組織をほぼ全て壊滅させたせいだろうな。

 

 ぶっちゃけ、いや俺が護衛する意味なくねとは思わなくはないが、もしもの為にと護衛として雇っているらしい。

 確かに何かあってからじゃあ遅いからな、もし仮に何かあっても影分身とはいえ、単体スペックで世界最強と言っても過言ではない俺ならばどうとでも出来るだろうし。

 

 因みに、雇っている従業員15名ですが、こっちはこっちで普通に働いてもらっている。

 護衛依頼の中には女性限定でお願いしてくる人や、俺の影分身、まあ容姿としてはいつものモヤモヤ紫が不気味だから生身の人間に護衛を依頼したりってケースがあるからね。

 納得って奴だ。


 まあ、兎にも角にも会社が上手くいっていてるので俺としては嬉しい限りです。


 以上

 終わりじゃないんだよな。


 一つ割と致命的な問題点があってだな、依頼の為に影分身の大部分を具体的には数百体以上を動員させてしまっているせいで、特訓がろくに出来てないってことだ。

 俺は今現時点で世界最強だし、充分な権力も物理的な力もお金も手に入れた。

 大抵の理不尽を文字通り、粉砕、爆砕、木端微塵に出来るだろう。

 これ以上特訓をする理由はある意味でないのかもしれない。


 ただそれでも異能を授かってからずっと毎日最強目指して特訓をして来たんだ。

 たった1か月だけだけど、ろくに特訓をしていないという事実が非常に気持ちが悪い。

 自分でもおかしな話だとは思うけど、人間ずっと続けていたルーティンのようなものをいきなりやらなくなるってのは難しいだよな。

 多分。知らんけど。


 まあ、そんな訳なんで、どうしようか今悩んでいる。


 一応今の所考えている解決方法は、護衛依頼に向かわせてる影分身の数を減らして特訓を再開するか、普通にこのまま続行してこの特訓と言うルーティンを打ち止めにするか、もしくは護衛依頼も一種の特訓だと捉えてみるか。

 ぐらいかな?


 ああ。本当にどうしようかな。


 ・・・・・・・・・


 よし、決めた。

 何もしなくていいや。


 なんか急に悩んでるのが馬鹿らしくなった。

 確かに特訓をしていないというのは気持ち悪い気分になる。

 でも、逆に言えば気持ち悪いなって思う程度だ。

 別に体が傷ついてる訳でもなければ、俺が何か不利益を被ってるわけでもない、極論を言えば気持ちの問題だ。

 適当にメンタルコントロールでもして、心を落ち着かせよう。


 そうだ。それでいい。


 こうして日記に書いて客観視をしよう、俯瞰して物事を見よう。


 大丈夫だ。

 特に問題はない。


 よし。よし。よし。


 オッケー。気持ちの整理が付けれた気がする。


 という訳で結論。


 護衛依頼で影分身を使ってるから、特訓を出来たないのは特に問題なし。


 むしろお金も稼げて、依頼を通じて偉い人やらエロい人達とコネが出来るんだ。

 最高じゃあないですか。


 この調子で頑張っていきましょうか。


 

  

 

 

――――――――――――――――――――――――――


久しぶりの更新です。


私って小説書く特にプロットとか構成とか一切考えずに見切り発車で書いて、そのままその日の感情で書いてる人間なんですよね。

なんで気分が乗ってる時は毎日更新出来るんですが、どっかで一度躓くと二度と起き上がれないってレベルで終わるんですよ。

そう考えるとしっかりとプロット組んで、キャラも書いて小説を書いていった方がいいなとは思うんですけど。

中々に面倒がってそれが出来ていない愚か者です。


モチベーションがあれば書き続けますが、更新が止まったら、あ、モチベーション死んだもしくは躓いたんだな。スランプなんだなって思ってください。


え?今はモチベーションあるかって。まあ、ないですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る