シンサーガシリーズNo.12

第21話 道

　シン

　「練習用の訓練の日々、修練に果てはない、だが沢山の日々に果てはある、そういう訳で、抜き打ち家庭内実力検査」

　この朗読、厳しい内容が多い。

　シン

　「成る程、全員は料理はやってるか、なら問題は少ないな、全員に掃除を毎朝に行え、これ位だ」

　この内容となる。

　少年、少女の部隊は成長と競争の日々。

　シン

　「少年達、料理をしてみろ、自炊生活を８０日間、これは強制だ、真実を掴め、健闘を祈る」

　試練、この自炊生活の日々。

　厳しさに震える自炊生活、この慈悲に出会う日々。

　沢山の真実があった。

　シン

　「自炊生活をすると真実に出会う、何故か未来より、過去が語る、だが時には厳しさに震え、だが慈悲に出会い、空腹に耐える気合いを学び、料理を食べる幸せがいかに慈悲に満ちていたかを理解する、だが自炊生活中、真実を掴んだ少数、これは真実だった、そういう悲しい真実もある、では自炊生活の日々がさようならと」

　真実があった少数、この多数派は幸せに出会った。

　自炊生活中の出来事に詳しい様々、真実を掴んだ時、幸せを掴んだ時、この違いを眺める様々。

　真実があった日々、この真実の全員、この真実に負けない日々。

　シン

　「真実を掴んだ男性達、確かに難しい質問より、簡単な形、敵は当たり前、そこで連合を組み、一人ぼっちを克服しよう、そう味方を作るのだ」

　この味方を作る連合、この一人ぼっち側は味方を作る。

　シン

　「では、やってしまった少数の女性達、やってもうた、これはあかん、ヤバい、がちにキテる、これが噂の一人ぼっち」

　この連合を組む様々。

　シン

　「これがどうしてもある、分かれ道、一人ぼっちから、味方ができたぜ、おめでとう初めだね、一人ぼっちを解消、孤独をひしひしと感じた古い太古は抹消でいい、これからは味方のいる未来、孤独じゃない、味方がいるんだ、そうこれが味方だ、今までは敵しかいなかった」

　サラ

　「シン、拷問になってる」

　女性

　「いいか、味方全員が味方だ、今までは敵しかいなかった、故に味方を頼る事ができる、故に先に味方がいる、よく考えろ、味方がいる、だが昔話は敵しかいない、これが人生の分かれ道」

　教育の内容。

　シン

　「男性諸君、味方を作った女性諸君、今までの分かれ道を理解した上に人生のサバイバルが開始、この天下無敵の独身しかいない、これが分かれ道、実は予定表を見たら、分かりきった事、全員は失敗した、強くもなった、そこで首都の冒険者に紹介状、分かりきった事だ、他に行き場もない、町で負けた、これが分かれ道の理由だ、新しい首都に生活の再建だな、もう失敗はするなよ」

　冒険者の職業、負けた側は冒険者に紹介状付きになる。

　サラ

　「まあ、シンの紹介状なら、まあ」

　成績表とセットに送り出す。

　部隊は解散。

　シン

　「実際上の紹介状は成績表と家庭内実力検査の成績表、これが分かれ道になんだよな」

　３人は冒険者の暮らしに戻る。

　様々も解散は仕方がない、この新しい生活の開始。

　シン

　「まあ、結局は修練に果てはない、だけど修練に果てを作る、これが現実の分かれ道、冒険者は修練に果てはない、婚姻は修練に果てを作る」

　この現実の分かれ道を歩く様々。

　修練に果てはない側は少数、実際上は修練に果てを作る婚姻の様々。