あっち向いてて

ほら泣かないで

汗ばんだ心が笑う

こっちもういいよ

ほら行くんでしょ

涙流しながら歌う


みっつ数えても増えない笑顔

絶え間ない顔が笑いを誘う

涙流したただの人々

そんな普通のことしかない

それだけの世界


何もないと叫んで捨てたのは

まだ未来残されたこの心で

愛してるも嫌いだからねと

笑いながら言った心に

明日またここで落ちあえば

僕はいつでもいけるよ



帰り道も知らない山の奥で見つけた

僕が望んでいたのは

ほら星の光なんかじゃなくて

今目の前のこと



明後日もその次もその次も

何も変わらずに進んでいく

苦しいとかの4文字がほら段々と伝わらない

変えたいと思ったのは次も

帰りたいって思ったその次も

ほら決着分かってないよ

まだ歩けるだろう

君はまだだめだよ

僕らまたあの場所で落ち合おう

今度こそは誰にも邪魔されないもっと

もっと山の奥

もっともっと奥

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