第4話

やっと今日のすべての授業が終わり一番に教室を出ようと思ったときに、

「時風さん少しいい?」

と先生に呼び止められてしまった。


せっかく早く帰って昨日のドラマの続きを見たかったのにと落ち込んでるとき、、、


先生から

「実は時風さんに、裏庭の花壇のお世話をお願いしたいの。誰もやってくれる人がいなくて。」

とまさか花壇の手入れをお願いされてしまった。


私はあまり乗り気ではなかったので断ろうとしたら、だれもやってくれる人がいないのお願いと言って私に懇願してくる。


さすがに断れる状況ではなかったのでしぶしぶ承諾した。


「本当!!よかったやってくれるのね!それじゃあ、さっそく今日の放課後からよろしくね!あと毎日、朝と放課後に一回づつ水をあげてくれればいいから。よろしくね。」


それだけ言ってどこかに行ってしまった先生の後姿を見つめながら

「朝もあるんだ、、、」

と小さくつぶやいた。


なるべく早く帰れるようすぐに裏庭の花壇に向かった。裏庭に咲いていた花はしっかりと手入れがされてありきっと、さっきの先生が毎日世話してくれていたのだろうなと感心してじょうろに水を入れた。


ゆっくりと隅から丁寧に花に水をあげていると、

「やっぱりここにいた」

と後ろから突然話しかけられた。

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