第2話  初めての会話

 いざアプリを開き、内容を見るとアイコンについてのことだった。私はネットから引っ張ってきた子猫をアイコンにしていたため、そのことについて聞かれた。


           ***


 (アイコンの猫可愛いですね、飼ってるんですか?)

当たり前じゃん。だって子猫だもん。私はすぐにこう返した。

(ありがとうございます!ですが、画像ネットから引っ張ってきたものなんです笑)

と。


           ***


 何分か経ったあと、また彼から返信が来た。

(そうなんですね笑)

だが、すぐに違う話題が振られてきた。

(ちなフォローは何人いるんですか?)

私はフォロワーと間違ってるのかと思い、こう返信してしまった。

(約300人です)

今となっては何故あんなの送ったんだろうと思う笑あの時素直に送ってたら、私たちは出会ってなかったのかもしれない。だが、確かなことがひとつあるとするのならばそうなっていたら絶対に嫌だと言える。

 でも、私はその会話をめんどいって思ってしまった。それが彼の第一印象であった。

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