ロングコント 台風の目

どうも皆様こんにちは。

久しぶりのクッキング回でございます。

今日は台風の目玉の煮付けを作っていきたいと思います。


まずは、台風の目を捕獲するためにアメフラシを用意しましょう。

そして秋になるのを待ちます。

秋になると大体日本上空を台風が通過します。


台風の目というものは大体台風の中心にあるので車を使って移動しましょう。

台風の中心についたら、アメフラシと反アメフラシを上空24kmまで放り投げ、

対消滅を起こして台風が持つ水気を吹き飛ばします。

その際に、台風の目は重力に逆らうエネルギーが得られなくなるので落ちてきます。

後は頑張って吹き飛ばされた台風の目を探しましょう。


因みにですが、アメフラシ指数を間違えると台風の目が海に落ち、

逃げてしまいます。

決して数学者とエンジニアと物理学者を忘れてはなりません。


運が良かったあなたはきっと台風の目玉を見つけることが出来たでしょう。

大体大きさは直径20~30cmくらい。

大きいものだと1mに達するようです。

水に浸さないと3時間で蒸発してしまうので、

水の入った瓶につけておきましょう。


ここまで来たら後は簡単です。

前回用意できなかった大きな釜を購入したので、

その中に佐藤、鈴木、田中を入れていきましょう。

因みにソース顔、しょうゆ顔、その他諸々顔でないといけませんので悪しからず。


さて、煮詰めれば大きさ半径0cm程になったと思います。

浸透圧の影響ですね。

後はこれを皿に盛り付ければ完成です。


それではまた来年。

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