第Ⅱ章 古代編

若い若者に贈る未来の可能性の話を若者がするそうです

「いいかい。君は何にだってなれる。卵でも鶏にでもローストチキンにでも親子丼になったりもできる。しかし、それは努力あっての目が進化。いや、一部は退化かもしれない。でも可能性を広げるためには色々やりなさい。そうすればスタップ細胞でもips細胞にでもきっとなれる。希望を捨てちゃダメだ若者よ。その黄色い翼には何が込められていると思う?そう、勇気だ、希望だ、可能性だ。その翼を羽ばたかせれば、君は夢を叶えることができる。まあ、空を飛ぶことだけは諦めたほうがいいが。そのきれいな目には何が写っている?きっと未来に違いない。過去は見ちゃダメだ。なんて言ったって空を飛ぶことを諦めた奴らの情けない姿しか映らないからだ。最後に一つ大事なことを言う。努力を怠るな、シーチキンになるぞ」


「「ぴよ!」」


鶏歴328年 クリスマス殲滅隊 ピヨレギウス大佐 当時5歳

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る