介護転移 〜異世界で結婚することになったぼくが、介護改革で国を変えてみせます!〜
水本しおん
第1話 絶望 〜終わりからの始まり〜
小学生の時は友達が一人もできなくて、
中学生の時は
高校生の時に
こんなぼくでも何とか
小さな小さな介護の会社。
介護の会社で全てを変えれば、これまでの人生の失敗を取り返せると思ってた。
でも、それは違った。
ぼくを待ち受けていたのは、
ぼくはどうかしていたんだ。
だって、ぼくが変わろうと思っても、
ぼくの
入社したら、
けれど、それは
押し付けられそうなやつは、押し付けても何も言い返してこなさそうなやつには、とことん仕事を押し付ける!!
これが世の中!! 残念ながら、これが社会!!
ある時を
それが、世界の構図で
強い者が笑って、弱い者が泣く。
それが、この世界だから。
最後に、せめて最後に、
介護の会社を立ち上げたかった……!
おじいちゃんおばあちゃんの笑顔を、この先も見守っていたかった。
ぼくは、
地獄に向かって歩みを進める。
あと一歩で楽になる。そう思った
光を直視した
ぐわん、ぐわん、ぐわん。
頭が、痛い……。
ぼくは
時刻は午前二時——。
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