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だいたい20回分ぐらいの話を書いたあたりで気づいたんだけど日付と関係ある話ほとんどないのな。日付があると予約投稿する時に個人的に便利なんだけど逆に言えばメリットなんてそのぐらい。
だったらまた日付のない形にもどしてしまってもいいような気もしていて、そうしてくるとなかなかスタイルが定まんなくてやだなあと思っている。
大半の人は形式なんてものに拘ってなくてそんなことに振り回されてるのはバカだなあと思われるのだろうが、そういう人間なのだから仕方がない。
まあ変えてくなら11月からになるのかなあ。
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トゥーサン『ムッシュー』読了。
あの不意に短い文章投げ込むのかっこいいからやりたいんだけど、なかなか度胸が足りない。
よくわかんなかったとこがあって子供にピザ食べちゃだめっていうところ。
あれは単に主人公が変わった信条の人物だよって示す挿話なのか、それともまじでフランスだと子供がピザ食うのはありえないことなのか。
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非常に短いのもカクヨムでいいんじゃないかと思い始める。
というかTwitterがそうしたものを投稿するのに適切でないなと思い始める。
理由は感覚的なものなので説明しない。
そうすると今度は別の問題が生じてきて和歌をいくらかまとめて出そうとしてるけど、短くていいんならバラでいいんじゃないかということになってくる。
結論はまだ出ていない。
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定型詩の楽しさのひとつにその形式をみんなで共有していることがあって、それが定型詩のすべてだということでは決してないが、それを共有できてない時点で楽しさは半減している。同じ幻想が他の人と共有されていることによって加点が生じているのは別段定型詩だけに限った話ではなくて、「流行っているから好きだ」というのは故ないことではない。
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詩文だけ我流であることを強く意識する。
散文だってたいして学んだことはない、一応自分なりに勉強した時期はあるけれど。
例えば俳句は昭和に入ったあたりまではっきり師弟の系譜がある。だから何か正統な学び方のようなものがあると考えるのかもしれない。
短歌ってそのあたりどうなんだろ?
そもそもぱっと思い浮かぶ歌人の名は新古今までで、以後はぽつぽつ名前を知ってる人がいるぐらい、一番新しいのでも釈迢空になる。
言うて正統なんてものがあっても特に興味はなくて、これからもいい加減にやってく所存。
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10月終わるなー、10月はたくさん書いたなーと思ったのだけれど、じゃあ実際どれだけ書いたのか調べようとしたところで、それは面倒になってやめた。とにかくたくさん書いたしその感覚はそんなに間違ってないはずである(繰り返す、数字を出すつもりはない)。
それから10月と言えば珍しく近況ノートを投稿して、あれはそれだけ緊急事態だったからで、しかしだいたいどうするかの目途がたったので近々消すことにする。といってもそれは私の中で計画ができてきたというだけで、実際に表に出てくるのは今年のうちになるかどうかちょっと微妙だなーと思っている。
最後に消す予定の近況ノート『うっかり削除』を再掲して終わる。「作品整理する際にうっかり予定外で2作品ほど消してしまったがどうしようもないので一旦忘れることにしてそのうちまた気が向くようなら再投稿することにする。」
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前にもした話だけど構わずその話をするんだけど、この類の文章を9月の半ばから書きはじめた理由は主に2つある。1つは書く習慣が途絶えてたからなんでもいいので気楽に書いてそれを復活させるため、もう1つはカクヨムになにか定期的に投稿できるようなコンテンツを制作するためだ。
前者の書く習慣の再形成はひとまず成功していて、後者の定期投稿コンテンツの作成の方についても、掌編集『浅い眠り』のストックが思ったよりたくさんあったのでクリアできた。というわけで『ちょっとした話』の投稿頻度を大幅に減らすことにする。
日付なし、1回分は1000字目安で週に1回投稿。毎日予約すんのがめんどいのだ。いい感じのネタがまとまったら書くというのも考えたがそれだと書かなくなりそうだから最低限のラインを設定。これはまあとりあえずの話で細かい部分はまたちょこちょこ変更することになるはず。
――ということを考えてこんな文章まで書いたわけだが結局今まで通りにつづけてくことにした。ただし題名から日付はなくすし、それから月曜日は休みにする。あと投稿時間もちょっと変える。まあなんだかんだあったが大して変わらないということだ。
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糸杉が立っている。
僕を待っている。
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車輪4つくるくる回って人運ぶ頑丈な箱ぐしゃり潰れた
車輪が4つくるくる回る。頑丈な箱。頑丈だと思い込んでいる箱。頑丈だと思いたい箱。ぐしゃりと潰れて中身が飛び出す。ねじれてまがって千切れて。
和歌という夢をだれかと共有できてる気がしないから後者でいいんじゃないかという個人的見解。
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雨の日、鼠は夢を見る。冷たい夢。
そしてそれきり目覚めないのだ。夢の中で死んでしまう。
仕方がないので猫はそれをくわえて帰ることにする。
あまり好ましいことではないとわかっていながら。
どこかでだれかがそのさまを見ていると猫は知っている。
だからその肉をしゃぶりつくしたのち骨だけは穴に埋めてやった。
土の中で鼠は冷たい夢を今も見ている。
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しゃべればしゃべるほど自身の価値を下げるということがあって、それはTwitterでよくみられる現象で、別段Twitterに限った話ではなくなんなら今ここでも起きてるかもしれなくて、どうしてそのようなことが起きるのかと言えば語ることがないのに語ろうとして無理に埋めようとしたからという場合もあるが、まったくそんな事情もないのに必要のない発言をしてしまっている人もいて、結局どうすればいいのか? 自分の書いた文章に対しておもしろいのかおもしろくないのか批評しつづける精神が安定して求められる。
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細かい事情はいくつかあるがざっくり言うとなーんかめんどいなと思ったのでやめる。おしまい。とか言っておきながらまたここで始めるかもしれないし、別の形でやるかもしれないし、結局やんないかもしれないし、そこのところはよくわからない。ただこの枠に関しては更新長らく途絶えたら多分消すことになるんじゃないかな。
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