5. 日記のつけ方を変えてみる

 表に出すつもりで書いてるこれと表に出さないつもりで書いてる日記との違いがよくわからなくなる。重なってる部分もあれば重ならない部分もあってその境界はあいまいだ。結論から言えばどちらか一方だけで間に合わせることはできなくて結局これもバランスの問題だということになりそう。

 ここ何年か日記をつけてはいるがそれはどちらかと言えば記録に近い意味合いのもので文章になっている部分は少ない。それはそれで役に立つのだけれど思い切って必要な記録部分は別に切り離してなるべく文章を書くことにしようかと考える。やり方としては適当にメモをとっておいてそれを翌朝あたりにざっくりまとめるという形。やってみたら細かい問題点が出てきてマイナーチェンジすることになるかもしれんけど。

 それでその形式で日記をつけていった時にこういう類のいわゆる随筆を書くのが面倒になるんじゃないかという懸念。例えば日記からいい感じの部分を抜粋してそれまとめてそこだけ表に出してもいいし、そんなことをしだしたら随筆なんてやらんでいい気がしてくる。そうなったときの一番の問題はこれを30回もつづけるのが面倒になることでまあそれでも10回ぐらいまでは頑張ろう。

 なんだかんだ明日から日記の形式を変えてみてそれがどの程度の分量でどの程度の労力で、またそこからどの程度外に出せるものが抽出できるのかで話は変わってきて、現時点では細部がはっきりしなくて話を詰め切れない。ひとまずは新形式で日記をつけつつ、こっちの方も10回分までは書ききることを目標にして、その中でさらに新しいやり口を模索していきたいところ。

 マンガを読む量がだんだんと減ってきてマンガを読むことに生活を支配されてた期間が終わりつつあるのを感じる。ぶり返してくる可能性もなくはないけどこのまま行けば緩やかに収束する可能性が高い。じゃあそれでマンガを読む時間が減ったら、かわりに何をすることになるのかそれはまったくの未定だ。書くことに熱中するのもありかもしれないがあんまり短期にやりすぎると飽きてしまって長くつづけられなくなる。

 日記を長々とつける気はないから短い話はそれですませてしまって、長くなるような話はこうして随筆という形にしたてあげるのもいい。いやまあこれ自体は短い話のつぎはぎであって、まったく長くひとつの話題をつづけるようにはなっていないけど。いろいろ不確定なことを多いからひとつの提案として頭の片隅にでも置いておく。

 そもそもこれ書いてる目的は何書きゃいいかまとまんないけど、とりあえずなんか書いてみようということだから、書くことが決まったなら書く必要はなくなるわけだ。しかし早々そんなものは決まらないから30回とぶちあげただけでその数字にたいして根拠はない。まあそれでもこれが5回目で半分になるわけだから全10回ぐらいはつづけてみよう。あと新日記つけるようになったら試しにそこからひっぱることもできるし。

 ①メモをとります。②とったメモをいい感じに並べます。③それをもとに文章を書きます。今やってるのは①と②をすっとばしてるのであまりに雑すぎる、いや正確には頭の中で組み立ててるのだけど、それだと整理がつかずにぐっちゃぐちゃになりやすい、現にそうなってる。でもこれはこれで奇妙な味が出ていいんだよなあ、といってこればかりではつまらなくなる、だから適当な頻度で遊びのつもりでやるぐらいでちょうどいい。

 ぼーっとする時間が増えた。これは何かを書くためにはいいことで例えばひたすらに読んだり書いたりしつづけているのは書くためにあまりよろしくない。つんのめって硬直して一様になって変化がなくなって要するに行き詰ってしまう。頭がゴミ箱でスペースがどうこうみたいな警句があったことを思い出すが正確な文言はわからない。とにかく詰め込むばかり外に出すばかりではダメなんだという話。

 新形式で日記をつけてみたがメモとっててそれにほとんど肉付けしなかったのでさらっと終わる、約1000字。昨日の夜なんてなんだか変にプレッシャーを感じてたけどこの調子ならつづけられそう。新形式日記を適当に編集して以下掲載。


【9/20火】

晴れ、急に寒くなる。明日も涼しい日がつづくという。

日記の形式を変更する。記録の側面より記述の側面を大きくする目的。前日にメモしておいて、それを翌朝並べてそれから書くの3手順。

『1年ほどまともに書いてなかったので適当になんか書いてみることにする』第1回を予約投稿、第4回執筆完了、筆が乗ったので第5回を途中まで執筆する。2000字/日が目標でそれがちょうど1回区切りということだったのにきりがわるくて困るという考えもあるが適当に。

『羆撃ち』読了、猟に関する本は2冊目でこちらの方が断然渋い。犬と猟という今興味があるもの2つが絡んできてよかった。『犬の行動学』に手をつけたが結構かため、別の本で知識を深めてからでもいいかもしれないと思いつつゆっくり付き合う。

「【強くなれる】相掛かり腰掛け銀を解説します」相掛かり先手で2六飛と引いたらひねり飛車をしければないけないという固定概念があった。試しに指してみたが全然だめで何局か指してるうちにやっと勝てるようになる。2八飛にひくより飛車が不安定でたいへん。


 そんなことをやっていたら2000字越えてたので第5回はこれで終わり。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る