それはもう変態
その後の事はよく覚えていない。お城に戻りレアハ王女の部屋で涙を
『レアハ様お
『えっ!?えっと…あ、あまりよくありませんわ。』
『おいたわしや。学校は欠席なさいますか?』
『がっ…学校…?』
そうだ。僕としたことがすっかり忘れていた。レアハ王女はパラダイス
『あの〜…レアハ様?』
メイドが僕の顔を心配そうにまじまじと見つめている。まるで
『なんでもありません。学校に出席しますわ。』
『無理をなさらないで下さいね…?はい。こちらお
そう言ってブレザーやブラウス、リボンにラクダ色のセーター、スカートなど女子校の制服を手渡された。メイドは扉を閉めて部屋の外へ。え?僕、女子の制服着て登校するの?着替えなきゃ?いや、待て。男に二言はないけど、人生に一度ピンチがあるとしたら今かもしれない。男が女の子の身体で制服着て女子校行くなんて、それはもう変態だよ。
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