脱日常を考える日々
鴨坂科楽
第1話 彼方から来た侵略者
卵を半分に切ったような形をした、巨大な物体が私の大学キャンパス上空を飛んでいる。
校舎に炎を放ち、コンクリートで出来ていることが嘘のように燃え上がった。
きっと宇宙からの侵略者だ。
着陸して中から人が降りて、こっちへ来た。
私とその仲間は、とっさに奴らを次々に投げ飛ばした。
奴らはマシンに逃げ込み、急発進させた。
そのはずみで、大学創設者の像に激突。
創設者を道連れにして去っていく。
焼かれた校舎を建て直すため工事が始まった。
掘り返してみるとそこは200万年前の地層で、卵のような形の巨大な物体が見つかった。
1ヶ所が極端にへこんでいて、そこに創設者の顔がくっきりと刻み込まれていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます