一話①
「ましろ?」
たまむかえの祭りから帰った夜だった。
ひきこもりの妹の部屋、いつも閉めきられ、けして開くことのなかったその扉が開いている。
どうしたのかと、のぞき見た部屋に妹の姿はなかった。
驚きのまま、探した家のどこにも妹はいない。
そのまま夜が明けても、俺の妹、ましろは部屋に戻ってこなかった。
その夜を境に、俺の身のまわりで、おかしな出来事が次々と起こっていって……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます