第7話反撃

田辺は定期放送の為、放送室へ向かった。

扉を開くと、突然タックルされ田辺は吹っ飛んだ。

「いってぇ~。鈴木と篠原じゃねえか」

「黙れ、殺人鬼!放送室で公開処刑だ」

鈴木は田辺が落としたコルトガバメントを突き付け、篠原は田辺の武器を奪おうとしたが、こんな事もあるだろうと、武器は隠してから放送室に向かったのだ。


ピンホンパンポン


「皆、田辺先生を捕まえたぞ!今から公開処刑だ。まずは膝から銃で撃ってみるから、田辺先生の悲鳴を聴いてくれ」


「じゃ、田辺、左膝から撃ってやる」

田辺は沈黙している。


篠原が銃の引き金を引いた。


パスッパスッパスッ


「あれ~、田辺図ったな?」

田辺は、シャーと言うと腕を掴んでる鈴木の足の甲を思いっきりふみ、ギャアッと悲鳴を上げると、右足クビに隠しておいたナイフで鈴木の喉元を切り裂いた。

「ギヤァァァ」

この様子は校内のスピーカーから聞こえいる。


「うわぁぁ、せ、先生助けて!」

篠原が言うと、

「篠原~、さっきのタックル痛かったな~。年寄りは大切にしなきゃ」

「は、は、はい」

「じゃ、血まみれの放送室掃除して」

「は、はい」

篠原はモップで鈴木の血液を拭き取る。恐怖のあまり、失禁した。

10分程で、血液を拭き取った。

「せ、先生これでいいでしょうか?」

「あぁ、ご苦労様」

次の瞬間、田辺は篠原の右の手の甲にナイフを突き立てた。思いッり力を込めたので、木製の台に右手は釘で止めたかのように動かない。

「いてぇよ、いてぇよ、先生!許して下さい!」

田辺はタバコを吸い、スキットル入りのウイスキーを飲むと、どっこいしょと、斧を取り出した。

「右手を自由にしてやろう」

田辺は篠原のナイフで固定された右手の手首めがけて斧を振り落とした。

「ギヤァァァ~」

「痛いか?放送で君らの悲鳴は皆に聞こえてるんだよ!」

「……」

「じゃ、篠原、さよなら」

と、言うと篠原の脳天に斧を振り落とした。

田辺は篠原の頭を何度か斧を振り落とし、出てきた脳ミソをビニール袋に入れてから、

「みなさん、聞こえてますか~。開始3時間で、松原君、竜上君、桜井君、郡山さん、鈴木君、篠原君が死にました。残り19人です。皆逃げてね。皆も篠原君 みたいになりたくないでしょう」


田辺は家庭科調理室で、ビニール袋に入れた篠原の脳ミソを洗い、水気を取り、一口大に切り、片栗粉をまぶし天婦羅にした。

塩で食べた。

とても、美味しくてあっという間に平らげた。

「さぁて、ちょっと休憩だ」

田辺はタバコに火をつけた。

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