謎の高熱にうなされたら精霊が見えるようになった。

咲春藤華

第1話 謎の高熱

  

 いたい。

 痛いというか、ぐわんぐわんするというか。

 吐き気なのか胸がおえっ、、、

  

 毛布のなかで死に彷徨ってる。

 

 体が高熱のせいか、室内温度27.6℃で鳥肌がする。

 毛布は気持ちいぜ。もふもふ、、、


 熱のせいで満足に寝れない。

 なんなら、今まで変な夢を見てた。

 うろ覚えだけど、なにか小さなものが毛布をこねてた。

 自分もこねてた。両手両足使って。


 よいしょっこらしょっこねこねこね~


 気持ち悪い。

 やっぱり吐き気かも。

  

 常備してる薬はないし、まあ買いに行けるわけないしね。

 外出自粛。

 それもあるし、外は嵐よ?

 

 経口補水液がうまい、、、

 アク〇リやポ〇リはリバースしかけた。なぜ? 結構好きなんだけど。


 すでに飲み終わりかけてるから取りに行かないと。


 ベットから降りたくない。

 起き上がりたくない。

 何もしたくない。

 足に力がはいらない。

 食欲ない。


 よし、もうちょっと横になっとこう。


 ゴホッゴホッ!!

 う! 喉が!


 喉が痛いとわかっているのに出てくる咳。呪うぞ。


 マジでやべぇ。


 過去一やべぇ。


 言い過ぎた。おととしのおたふく風邪のほうがやばかったかも。


 けどそれと同程度というか、競うレベルの話じゃねえよ死ぬぞおれが!


 

 まだ死にたくない。

 死ねません。

 したいことがたくさん、、、


 テストテスト模試模試進研模試

  

 やっぱり死のうかな、、、


 てか、今日、進研模試じゃね? 


 苦しくて勉強できません!!

 したとしても脳が働きません!!

 ゾーンを2本ください。

 3本飲んだら死ねるかな、、、


 台風よ。どうか家ともどもぺしゃんこに。


 まじの話、この苦しみから解放されるなら死んでもいい。

 

 ゴホッゴホッゴホォォォ!!!!


 、、、喉が、、、、、、


 何回か学校を仮病で休んだけど、実際に風邪や病気の人に失礼やったな、、、

 ここまで苦しいとは思わんかった。


 鼻ずびずび。


 ふん~~~~!!!!


 ティッシュ一箱半日でなくなるとは、、、


 買うもの追加。ティッシュボックス。


 意識が朦朧とする。

 なにも考えたくない。

 なにもしなければ体が勝手に寝させてくれるでしょう。そうだよね⁈⁈


 ということで


 、、、


 、、、、、、


 、、、、、、、、、


 、、、、、、、、、、、、

 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る