暗転

「シンジ、ご愁傷様…」


シンヤはふうと溜息をついた。

「なんか、すげぇ深刻なこと書いてあるな。

ま、悪戯だと思うけど」


「なんだろうな、コレ。

死ぬとか書いてある」


「まぁ、死なないとは思うけど、気味悪いな…。

えーと、『大嫌いな女子を攻略しないとあんたは死ぬわ』…か。どういうことだろうな…」


「大嫌いな女子…もしかしておまえの幼馴染のことか?」


「さして気に留めなければ、いいけど、、、」


「こ、こんなのタチの悪い悪戯だろ、、」



パソコンで印字されていて、

A4サイズでの印刷。それが三つ折りくらいにになってて、まぁ、白い封筒に入れられてた。



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