新たなる夜明け2
…あれ?
体が軽い。
ていうか…
身体が…無い?
「…あ、そうか。」
俺はさっきライオンに噛み殺されたのだ。
ふと、下を見るとかつて俺だった肉塊が虚ろな目でこちらを観ている。
あぁ、本当に俺は死んだのだな。
そう自覚した瞬間、急に眠気に襲われた。
抗おうとするが、抵抗は虚しく脳が段々と目を閉じる感覚が離れない。
「あーーー…」
最後に思い浮かんだのは、幽霊は自分が死んだことを理解できないから生前の姿や生活を真似ようとすると何処かのネットの記事で読んだこと。
あぁ…
俺は
本当に
死ぬんだな…
チーン(笑)
ミクリトウヤ
享年10代
謎のライオンに噛まれ死亡😁
転狼紀 Dead of Mikuri 蟹泥棒 @bokuKANIdes
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。転狼紀 Dead of Mikuriの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
旅立ちの日に/@haruto1216
★1 二次創作:けものフレンズ 連載中 1話
蛙化現象/@haruto1216
★7 二次創作:犬とハサミは使い… 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます