【準新作・連載中】呪説 ~アプリの呪われた小説~【カクヨム限定版ホラー小説】【月曜と土曜の週2回投稿】

黒宮 真玖/ルギア・ヴァーミリオン

第1話 始まりと恐怖

僕の名前は、朝凪悠斗かさらぎ ゆうと高校2年生。


僕はカクヨムの小説アプリで小説を書いたり、読んだりしている。

僕はホラーが好きだ。ホラー映画やホラー小説をよく読むし、よく見る。

そして、今日もいつも通りカクヨムでホラー小説読もうとしていた。

…だが、それが間違いだった。



僕は、たまたま開いた画面に乗ってたと言うタイトルの小説に興味が出たので開くことにしたのだ。

だが内容は―――


「ケ)フヒムコフシムテモンソツオ)ゾノユヒテツセシメンホ。ツ)メンシテニトンユソ)シオンホ(テセソンノユヒユソヒナタテナサ」

と書いていたのだ。

気味が悪くなり直ぐにスマホを閉じて学校に行くことにした。


ガラガラ、扉を開け教室に入った。

悠斗「おっはー」

蓮「おはよー」

玲「おはおはー」


2人は俺の友人で神谷蓮かみや れん高橋玲たかはし れい

俺は早速朝の不気味なやつを2人に話した。


悠斗「そういえばさ、今日の朝いつもみたいにホラーの小説読みながら投稿してたんよ」

蓮「おん」

玲「うんうん」

悠斗「それでさ、めっちゃ不気味な小説見つけたんよね、見る?」

玲「見るわ」

蓮「みるみる」


2人に見せるために俺はアプリを開きさっきのタイトルを探した。しかし、なかったのだ。


悠斗「あれ、ねぇ」

玲「え、ないの?」

蓮「作者間違えて投稿してすぐ消したとか?」

玲「それか寝ぼけてたとかw」

蓮「ありそうw」

悠斗「えー、そんなわけないと思うけどなぁちゃんと見たし」


【キーンコーンカーンコーン】


そう話しているとチャイムがなったので話をやめて授業することにしたのだった。


【キーンコーンカーンコーン】


授業全て終わり放課後になった頃には朝のことは忘れていた。


蓮「悠斗、玲、帰ろうぜ」

玲「おけー、てか帰り道どっか寄って帰ろうぜ」

悠斗「おぉ!いいやん!カラオケでもいく?」

蓮「いいねぇ、それじゃジャン負けで」

玲「おっし!今月お小遣い厳しいから負けられねぇ」

悠斗「それじゃ、ジャンケンポン!」


負けた。俺が負けた。なんでこういう時に俺負けるんだろ、まぁバイトで稼いでたしいっか。


悠斗「そういえば、カラオケでなんか頼むん」

玲「悠斗がいいなら頼むよ。な、蓮」

蓮「あぁ、」

悠斗「頼んでもええぞ。てか、アイツらも呼ばね?」

蓮「お!いいやん呼ぶか隼と柊も」

玲「そうだな、多い方が楽しいし」

悠斗「ちょっと電話してくる」

蓮「ん、待っとる」

玲「行ってら〜」


俺は電話をかけに行った。


悠斗「もしもし、うん。そうそう、カラオケくる?おk〜5時集合ね。あぁまたな。」


そして電話を切り俺は何故かアプリが気になり、アプリを開いたのだ。

そしてとんでもないものを見てしまった。


【第2話】「ユテシメンヘルキオンンテンホ?ムノ)ジ。ム?コメオね(てん8soj8yk&njcv@4v6-y2sv5t45tyaj6533468946237@8986…………ジュウヨン」


悠斗「え、なんだこれ」


そこには2と書かれていたのだ。確か前回のやつは1だったはず。

俺は急いで蓮と玲に見せに行った。


悠斗「おい!見ろこれだよ!朝言ってたヤツ」

蓮「え?」

玲「朝?」

悠斗「気味が悪い小説だよ!」

蓮「あ!あれか!」

玲「みせろ!どれ?」

悠斗「あれ……ない」


確かにさっき見たのだ、2と書かれていたヤツを。そう考えていた時だった学校の電気が急に全部切れたのだ。


蓮「あ?停電か?」

玲「にしても暗すぎん?」

悠斗「……おい、なんか聴こえねぇか?」

玲「なんかって?」

蓮「いや、聞こえんけど」

悠斗「いや!絶対聞こえる……てかこの音何かが歩いてきてるんだよ」

蓮「は?マジで聞こえんけど」

玲「大丈夫か?悠斗」

悠斗「............え、」


その時急に耳元で何かが



と不気味な声で言ったのだ。


悠斗「うわぁぁぁぁ」

蓮「おい!大丈夫か!?」

玲「悠斗!悠斗!おい!」

悠斗「はぁ!!」

蓮「何が起きた......」

悠斗「み、耳元ですごく不気味な声で、ジュウヨンって言われたんだ......」

玲「まじの呪いなのかよ」


そう話してる時先生がやってきた。


担任先生(柳宗一)「おい、お前らまだ居たのかさっさと帰れ」

蓮「うぉ!びっくりした!!」

玲「驚かすなよ!」

柳先生「いや、騒いでたのお前らだろう4で何騒いでた?」

玲「騒いでねぇよ......は?」

蓮「......4人?」

柳先生「あぁ、お前ら3人と女子がずっと笑ってただろ。俺が来る前に女子がって言ってただろ。」

悠斗「.........か、帰ろう。」

蓮「そうだな...」

玲「そ、それじゃあな、先生。」

柳先生「あぁ、またあした。」


俺たちは先生の言ったことにすごく不気味おもい急いで学校を出た。


柳先生「………………あの女子の声どっかで...うーんなんか忘れては行けないこと忘れているような……ま、いっか。」

久我先生「あぁーいたいた。この後飲みに行きません?柳先生」

柳先生「飲みですか、いいですね。久々に3人で行きますか」

小峠先生「久々ってこの前行ったばかりじゃないですか、」

柳先生「そうだった笑笑」

久我先生「そういえばさっきなんか考えてる様子でしたけど大丈夫でした?」

柳先生「それが思い出せなくてね」

小峠先生「いや、俺達も何か忘れてはいけないこと忘れてるような気がするんですよね」

―――








……………………………………………………




……続く




……………………………………………………

本日は見てくれてありがとう!初めての本気作品を作ってみたのと、初めての限定作品。

久々に書いたってこともあってすごく時間がかかりました。


第2話を楽しみにしててください!

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