あぁ、日常
バブみ道日丿宮組
お題:ありきたりな光景 制限時間:15分
あぁこれは見慣れた光景だ。
父は進んで肉を取り、口に運ぶ。
食卓に並んでるのは、元は人間だったものの女体盛り。無論盛ってるのは様々な野菜やドレッシング。本来であれば上に乗ってるものを食べるのだが、それはない。
私たちに要求されるのは、目の前の女を食すこと。
これは幼稚園児頃から、月一に行われる日常。
習慣となってしまった今は、問題なく口に運べる。
これが誰で、それが何なのか。
もはや疑問に思うことはない。
父は執事に命じて、膣部分を切り取らせる。
そしてそれを私の皿に乗せた。
一番美味しいところだぞと父は笑う。
そんな父には右の乳房が、左の乳房はかつて母だったものの前に置かれた。
私は乳房の方が好きだった。ただの脂肪の塊でも柔らかさは他に比べても強い。
肉汁がこぼれ歯ごたえがよい膣は消化に悪い。父は自分が消化できないからこちらに回してるんじゃないかって疑ってしまう。
しかし……まぁ今回は友だちがいる。
執事を呼び、友だちの皿に膣を移してもらう。
友だちががくがくと震えてた。
視線は食べ物である女、そして私を交互に見る。
なんともいえない空気が流れ、震える手で肉を食べ頃サイズに切り、口に運ぶ。
目をつむり、なんでもないような涙をこぼした。
次の瞬間には、目がとろけてた。
キラキラ輝くというのだろうか、生を感じるオーラを解き放ってた。
次々に膣の塊を口に入れ、コップにつがれがままのコーラを飲み干してく。
美味しかったと尋ねれば、すっごく頷かれた。
もともとが『親友』というカテゴリであって、食卓に並んだものを見て私に対して恐怖と嫌悪を抱いてたのだろうがそれらはなくなった。
当然のことだった。
高級食材である人は、誰であろうとも魅了させる効果を持つ。
その毒性になれるまでが大変であったのだが、友だちは大丈夫そうだった。
今回で友だちは合格した。
これでクラスメイトを失うことは少なくなった。
食事を済ませたのならば、次は性を収めないといけない。
そうすることで、人間は一生を全うする。
父は服を脱ぎ、友だちを押し倒した。自然と私も服を脱いでた。
幸福感に包まれた友だちは拒絶することをしなかった。
あるがままに肉の棒を受け入れた。
それが数分続き、ただ生命の神秘を解き放つと、私の番だった。
私の番は朝日が昇るまで行われた。
あぁ、日常 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
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