運命られた人生

「魂が救済されるかは

あらかじめ決められている」

授業で習った予定説

人生は既に決まっているらしい


過去に起こったことも

あの日進んだ道も

君と出会ったことも


全て決まっていたらしい


明日起こるだろうことも

この先僕が歩む道も

将来の君とのことも


全て決まっているらしい


じゃあ何の為に

僕は生きてるんだ


もう既に結末があるなら

頑張ったって無駄なのか?

筋書きの変わらない人生を

生きる意味があるのか?


僕は考えた

そしてひとつ

結論を出した


これから起こることや

今この瞬間を

"感じる"ためじゃないかな


いろんな経験をして

いろんな感情が芽生えて

きっとそれを楽しむため

嗜むためだ


「人生楽しんだもん勝ち」

つまり要するにそういうこと

プラスもマイナスも

いかに捉えるか


だから僕は生きてるんだ

この運命さだめられた人生を

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