雨の日
雨の日
きらい
カバンも制服も
濡れちゃうし
前髪も崩れるし
空が暗くて
雲は重くて
僕の鏡みたいだ
朝送ってもらって
歩いていく
車が冷やかして
雨をかけてくる
やめてよ
ただでさえ
濡れてるのに
夜帰るのに
バスを待つ
見知らぬ誰かと誰かが
空いた手をつないでる
やめてよ
ただでさえ
寂しいのに
でも
ひとつだけ
いいこと
ときどき
君と同じ
バスに乗れる
でもやっぱり
雨の日
きらい
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