謝邈 天子に罪を得ず
このころ
「天子に背く罪も犯しておらぬ者が、どうして天子ならぬ者に北面しようか!」
そして謝邈は殺された。
謝邈が捕らえられるに至った経緯である。謝邈の妻の
邈字茂度。父鐵,永嘉太守。邈性剛鯁,無所屈撓,頗有理識。累遷侍中。時孝武帝觴樂之後多賜侍臣文詔,辭義有不雅者,邈輒焚毀之,其他侍臣被詔者或宣揚之,故論者以此多邈。後為吳興太守。孫恩之亂,為賊胡桀、郜驃等所執,害之。賊逼令北面,邈厲聲曰:「我不得罪天子,何北面之有!」遂害之。邈妻郗氏,甚妒。邈先娶妾,郗氏怨懟,與邈書告絕。邈以其書非婦人詞,疑其門下生仇玄達為之作,遂斥玄達。玄達怒,遂投孫恩,並害邈兄弟,竟至滅門。
(晋書79-24)
謝邈伝は伝そのものよりもその構成に悪意を感じられてならなくて好きですよ。
遂投孫恩,並害邈兄弟,竟至滅門。
史臣曰:建元之後…
いや史臣論興味ないので飛ばしますけどね。謝尚謝安、そしてその一門。この長大な列伝たちの伝記ラストに竟至滅門なんて載せる普通? これミスリード狙いまくりじゃないです? この巻編纂した史官どの、ほのかに悪意抱えていらっしゃりそうです。と言うかぼくならやるねそれ。ラブ…
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