フレンド

Fdkリーグエクシスタ本部

地下7階:マップ:住宅街


「おい、あそこから何か来てないか?」

「ちょっと待て、今確認する・・・⁉︎」

「どうした?」

「い、いや、見間違いだと思うが・・・少女がこちらにでかいマシンガンを構えながら走ってきている」

「は?・・・一応聞くがBa社じゃないよな?」

「・・・見た感じBa社の3rLMG」

「えぇ・・・ま、まぁとりあえず迎撃するぞ」


そう言ってあいつはアサルトライフルを持って建物の壁から頭を出した

それが不味かった


「は?」


そいつが頭を出した瞬間、頭が弾け飛んでいた


《致死量のダメージを確認、シップに転送後、肉体の再構築をします》


(な、なんなんだ!さっきの少女か⁉︎

いや、マシンガンならダウンするはず、という事はあいつの仲間か!)


「さよなら」


「え?」


バババッ


___________


『ハルキ、もう片方も倒した』

「了解、そっちに移動するから索敵をしてくれ」

『わかった』


そう言って俺はビルの3階から飛び降り、ネルの方へ向かった


『ハルキ、特殊装備のチャージ率は?』

「残り17、そっちは?」

『第二段階、残り35』

「了」


お互いの特殊装備の確認をした後、パルクールの要領で突き当たりの2階建ての家の庭に入り、中にいた2人をナイフでシップに送る


『ハルキ、索敵どうやってるの?』

「周りの音に注意するだけだ。それだけで周りに敵が居るか分k『接敵』了解」


そんな会話の後にナイフで倒した2人が居た家のベランダから隣りの家の屋根に飛び移り、ネルの援護に向かう


(ドンパチやってるなぁ・・・)


銃声がしている家の中に入って寝室に隠れていた男をクロウ16Nで倒し、2階に上がる


「うおっ!」


警戒を怠ってしまい奥から銃弾が飛んできて、被弾してしまう


ドォォォン


が、ネルが44イーグルを撃ってそいつをただの肉塊にして事なきを得た


「大丈夫?」

「あぁ、問題ない。ところで、後何部隊残っている?」

「私達含めて、4部隊」

《キルリーダーが誕生しました》

《キルリーダーが倒されました》

「・・・訂正、2部隊」

「了解、とりあえずKPキルポイントは溜まったから、脱出しよう」

「どうして?」

「下手に目立ちたくない、あと、このKPを失うと明日からの生活に困る」

「・・・なるほど」

「というわけだ。とりあえず移動するぞ」


そう言うと俺達は家から出て脱出地点に向かって移動した


___________


《フィールドに残っている部隊が1部隊にになりました

ゲームを終了します》


リザルト


ユーザーネーム:ハルキ

チームメイト:ネル


Kill Point:12

Assist Point:3

脱出ボーナス:75

12KP×100+3AP×25+75=

1350Comprehensive Point


ランキング:785632位→753296位


「gg」

「gg、ハルキ」


俺達はゲームが終わった後にロビーで落ち合った


「ハルキ」

「ん?どした?」

「フレンド申請、する」

「了解」


俺はデバイスのウィンドウを開き、ネルの申請を承認した


「・・・初フレンドなのか」

「うん」

「とりあえず、よろしく」

「よろしく」


フレンド申請を承認した後、俺はネルと別れてデバイスを開き、稼いだCPの一部をこの都市の通貨、エクスに両替し、近くのホテルで休む事にした


(俺が白髪碧眼の美少女の初フレンドか・・・イマイチ実感が無い

普通は家族とフレンドになってる筈・・・まぁいいか、役割の相性も良かったし)


そう考えているうちに俺は眠っていた


___________


人物設定


ユーザーネーム:ネル


白髪碧眼の15才の兎獣人ラビッツ

得意な物は物を持って全開ダッシュ、走りながらフルオート射撃、先手を取った近接格闘など

苦手な物は長距離狙撃、索敵、不気味な場所


性格は口数少ない、初対面の人にはコミュ症だが、心を開ける人には区切れ区切れだが結構会話する

ハルキとの会話が多いのは、ゲーム内で会話している内に打ち解けたから


戦闘中と日常で性格が変わる


美少女。まる。


作者後書き

後二日分のストックが書けたのでもう一話を後で投稿します

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