ダブルクロス3rd レズるクロス卓 OVA

住吉

OVA1話 鎖巻結羽編

キャラ紹介&オープニング

GM : シナリオは前回の黒いアレを倒してから一月後を想定しています。


鎖巻 結羽 : ワ


GM : 黒いアレ(Gではない)


GM : 新規キャラも多いのでまずは自己紹介からやってもらいましょうかね


鎖巻 結羽 : どうやら私からのようですね


鎖巻 結羽 : 「私は鎖巻 結羽。どこにでも……はいないし、普通……でもない女子高生」


鎖巻 結羽 : 「『あの事件』から一か月。リハビリも終わって新しい力も手に入れ、学園生活もなんとか楽しんでいた私が、ある一人の女の子と再会したのが、今回の事件の始まり」


鎖巻 結羽 : まぁこんなもんですかね


GM : おーけー。導入につながるいい自己紹介でした


GM : まあ、あの事件以降はたいして大きな事件も起こっていなかったんでしょう


GM : さて、お次の方


オメカミサマ : 「オメカミサマ。座敷童だ。」


オメカミサマ : 「所属やらなにやらはあるが実質的にゆうじーえぬの中枢評議会付きのえーじぇんとみたいなものだな。てれーずから呼び出しがあったし、どうせまた何か面倒ごとだろう。」


オメカミサマ : いじょうです。


GM : かわいい


GM : では次の人。どちらからでもどうぞ


石動萌 : じゃあアタシやろうか


石動萌 : 「天上天下唯我独尊!街一番の不良、人呼んで『クリムゾンタイガー石動』たぁアタシだよ」


石動萌 : 「一応アタシもUGNに入ってるしエージェントって扱いだけどさぁ、あんまり好きじゃねぇんだよな。まあ、任務の内容次第じゃあ協力してやらぁ」


石動萌 : こんなもんですかね


七海 弓花 : じゃあ次は自分かな


七海 弓花 : 顔が戻ったかな


七海 弓花 : じゃあ改めて


七海 弓花 : 「私は七海 弓花!前は陸上部だったんだけど色々あってオーヴァードになっちゃって大変だったんだけどそこを親友の紅に助けてもらったんだ」


七海 弓花 : 「今回の任務も紅が行くつもりだったみたいだけど前の戦いの後遺症?みたいなのがあるから今回はお休みなんだって。私もUGNのエージェントらしく頑張るぞ!」


七海 弓花 : こんな感じでどうでしょうか


GM : ありがとうございました。いい感じで導入を進められそうですね


GM : さて、PCの自己紹介も終わったのでさっそくOPを進めていきましょう。


GM : 例によって時系列順に進めたいのでトップバッターは鎖巻になります


鎖巻 結羽 : ウス


GM : 登場判定どうぞ。今回は1じゃないぞ


鎖巻 結羽 : ええっ!?


鎖巻 結羽 : 1d10 (1D10) > 10

system : [ 鎖巻 結羽 ] 侵蝕値 : 33 → 43

鎖巻 結羽 : ワ………


GM : 出目があらぶってる


GM : さて、場面としては鎖巻が出かけているところでイユリと再会するシーンになります。場所はどこでもいい


GM : GM的には駅前かどこかを想定ましたが


鎖巻 結羽 : じゃあ一人で散歩してようかな


鎖巻 結羽 : 若菜ちゃんは生徒会が長引きそうらしい


鎖巻 結羽 : たまには………ね?


鎖巻 結羽 : (めちゃくちゃ平和……一か月前の事件が嘘みたい)


GM : では鎖巻がふらふらと出歩いている先で、一人の少女に出会います。鎖巻と同じくらいの年で、明るめの茶髪にどこか幼さの残る顔。そして、不釣り合いに大きいリュック(ウーバー箱くらいの大きさ)を背負っています


GM : ちなみにリュックには小さくUGNのロゴが書かれていますね。


鎖巻 結羽 : 七年近く会ってないし一瞬わかんなさそう


GM : さて、鎖巻はこの少女にどこか見覚えがあります。まあ、前に会ったのは小学生くらいだし、一瞬誰かわからなくても不思議はないでしょう


GM : 「千歳イユリ」

鎖巻が育った…あまり思い出したくはないであろう施設で一緒に教育を受けていた少女でした


千歳イユリ : 「・・・・・・。」

(スマホを見ている)


鎖巻 結羽 : 「……噓、イユ……?」


鎖巻 結羽 : 印象が近いからギリ認識できたけど自信はない


GM : では、イユリ側も顔を上げて鎖巻と目が合ったことにしましょうかね。


千歳イユリ : 「………もしかして、ゆい…は?」


GM : イユリはてくてくと鎖巻に近づいてきますね


鎖巻 結羽 : 「っ……!」施設時代の記憶が蘇りますねぇ


GM : 施設時代の記憶…。鎖巻は「ブラックドッグ」のシンドローム持ちとして教育を受けていました。そして、イユリも同じ教育プログラムを受けていたことを思い出します


鎖巻 結羽 : 「イユも、無事だったんだ……」


GM : まあ、鎖巻は教育プログラムの途中で実戦部隊に配置換えになったので、施設に残ったイユリとはそこで別れたという感じですかね


鎖巻 結羽 : 色々あったかんね 色々


千歳イユリ : 「…久しぶり。嬉しいんだけど、なんだか実感ないな。また会えるなんて思ってなかったから」


鎖巻 結羽 : 「……」なんかすっごい気まずい感じ


鎖巻 結羽 : 「とりあえず……少し話さない?まぁ、何やってるかはお互い想像通りだけど」


千歳イユリ : 「そうだね。まだ任務までは時間あるし」


GM : 公園のベンチに座って二人で話しましょうか


鎖巻 結羽 : 思い出話のコーナー


千歳イユリ : 「変な言い方になるけど…結羽が生きててよかった」


千歳イユリ : 「結構大変なチームに回されたって聞いていたから」


鎖巻 結羽 : 「……私以外、皆死んじゃったけどね。それ以外にも結構死に目にはあったけどなんとか生きてるよ」


鎖巻 結羽 : 傷跡の残る『普通』になった右腕をぷらぷらさせている


千歳イユリ : 「…そっか。でも生きていてくれてよかった。私は、うーん、施設がつぶれてからはUGNの支部を転々としながら頑張ってる感じかな」


鎖巻 結羽 : 「あそこ、潰れたんだ。まぁ無理もないか、あんな、あんな……!」


鎖巻 結羽 : バチッ、と以前より大きな雷光が走る


鎖巻 結羽 : 「……まぁでも、イユも元気そうで嬉しいよ、私」


千歳イユリ : 「…まあ、私は…ね」とちょっと言葉を濁した感じに言う


千歳イユリ : 「施設の子たちと連絡とってる?」


鎖巻 結羽 : 「ううん、追い出されたのと同じようなものだし………それに、イユをほっといて他の子に連絡なんてしないよ、私は」


千歳イユリ : 「ふぅん、そっか」とちょっと唇を尖らせて言います


千歳イユリ : 「私も…取ってなかったな。施設のことを思い出したくなかったから。でも、今は取っておけばよかったなって思ってる。目をそらしたいものだけじゃなくて、楽しい思い出も大切な仲間もいたはずなのに」


千歳イユリ : 「もちろん、結羽にも」と付け加える


鎖巻 結羽 : 「………私はほとんど覚えてないや。つらい記憶と、イユと必死に励まし合った記憶と、それから………」


鎖巻 結羽 : 「真っ黒になった『あいつ』の最後くらいしか、思い出せない」


GM : では、そんな二人の間に少しの間沈黙が流れ、それを破るようにイユリのスマホが鳴る


千歳イユリ : 「ごめん。もう行かなきゃ。良かったら、任務が終わった後にゆっくり話をさせてくれる?」

といって連絡先をわたしてきます


鎖巻 結羽 : 「……ん、勿論。じゃあこれ、私の」


鎖巻 結羽 : 「何かあったらすぐに連絡していいから。絶対助けに行くからね」


千歳イユリ : 「ん、ありがと。まあ、任務と言っても1日、2日で終わるものだから。あとで連絡するね」


GM : と言うと、イユリは小走りに去っていきます。


鎖巻 結羽 : 「……奇跡みたいなこともあるんだね」


GM : さて、時間は飛んで2日経過しましたが、イユリから連絡がくる気配はありませんね。


鎖巻 結羽 : どないすんねん!


GM : 心配した鎖巻はイユリに電話をかけても、不在通知ですね


鎖巻 結羽 : どないすんねんな!


GM : まあ、イユリからもらった連絡先に所属先の支部の情報もあったということで、そちらに連絡を取ることはできますね


鎖巻 結羽 : 一応連絡だけしたいけど、上通した方がスムーズかな


GM : まあ、話聞くくらいならいいんじゃないかな。UGNチルドレンだし怪しまれることはないでしょう


鎖巻 結羽 : じゃあとりあえず電凸したということで


GM : じゃあ、連絡したということで進めますね


GM : 鎖巻が連絡したところ、支部のオペレーターの女性が出ます。そして、イユリについて質問したところ、イユリは任務に行ったっきり帰ってこなかった…ということを教えてもらいます


鎖巻 結羽 : 詳細聞きたいですね


GM : お、ナイスプレー


鎖巻 結羽 : だいぶガチめな口調で


GM : では、イユリの任務はとあるジャームの討伐だったこと、任務は失敗したこと、任務を再開するためにメンバーを再編しているところと言うことを教えてもらいます。


鎖巻 結羽 : セレちゃん通して任務に参加できないか交渉したい


鎖巻 結羽 : イユリの知人だってことで


GM : なるほどね。じゃあ、セレちゃんと話すシーンは別に作るつもりなので、いったんここでシーン区切りましょうか


鎖巻 結羽 : ここでタイトルが出る


GM : レズ卓OVA ~鎖巻結羽編~


鎖巻 結羽 : 「イユ……何処にいるの……」


GM : 鎖巻がイユリのことを「イユ」と呼んでくれているのいいですね。


GM : さて、お次は石動ちゃんのOPに行きましょうか


石動萌 : イェア


GM : とりま登場判定どうぞ


石動萌 : 1d10 (1D10) > 2

system : [ 石動萌 ] 侵蝕値 : 35 → 37


GM : 場面としては「高砂こころ」の討伐を依頼される場面になりますね


GM : 場所はどこでもいいけど、支部にはあんまり顔出さない設定だっけな


石動萌 : 支部でも良いですよ。たまたま顔出したとか


GM : んー、せっかくだしメールか電話にしようかな。不良のメンツといたところに連絡来る感じで


GM : ほら、支部には来ないけど連絡はチェックしてるみたいなので


石動萌 : じゃあそうしましょう


GM : では、不良メンバーとワイワイやっていたところでスマホの着信音が鳴ります


石動萌 : 「もしもし」  


GM : この子、バイクに乗れないし、普段は二ケツしてるのかな


オメカミサマ : 三輪車かもしれない。


石動萌 : 多分友達みんな不良じゃないんですよね。普通のクラスメイト。だから基本徒歩


GM : 割といい子だった。不良っぽいことと言っても学校終わった後に制服姿で出歩いていることくらいしかなさそう


GM : では、かわいいクラスメイトと遊んでいるところに電話がかかってきました。支部のオペレーターです


石動萌 : 「ンだよこっちは忙しいんだよスイーツ食べ放題終わっちまうだろうが!」


鎖巻 結羽 : これ結羽のお菓子で買収できるやつ?


石動萌 : ワンチャンある


オペレーター : 「…そう言わずに話だけでも聞いてください。急な任務なんですよ。それも、戦える人が必要と言うことなので」


石動萌 : 「あぁ……?急な任務だとぉ?」


GM : ではオペレーターは手早く任務について説明します。


GM : UGNチルドレンの「高砂こころ」がジャーム化し暴走、UGNの研究施設を襲撃するという事態が発生しました。


GM : ジャームは現在も逃走中。UGNの施設もですが、一般人にも危害を加える可能性があるため早急に対処が必要…と言うことでした。


石動萌 : 「……なンだよ、そのジャームはアタシの街に居るってのか?」


GM : あー、どうしようかな。そもそもこの子どこにいるんだろう


鎖巻 結羽 : 今日のガバ


GM : 襲撃された研究所は近くの街だったということで一つ。


石動萌 : じゃあその街が近いってことにでもしますか


石動萌 : 「あー……ったくしょうがねぇな。霧谷のオッサンに言っとけよな。また貸し1つ返したかんなって。いいよ。その任務受けてやる」


GM : ではオペレーターはお礼を言うと、ジャーム討伐チームの集合場所をメールで連絡してきますね。メンバーの顔合わせと任務説明をそこでやるみたいです


GM : さて、任務を引き受けてくれたところでシーン区切ります


石動萌 : イェア


GM : さて、次のオープニングはオメカミサマ。場所はUSAのUGN本部の一室と言う感じかな。本体そこにあるっぽいし


オメカミサマ : ほい。


オメカミサマ : 居室の炬燵でミカンを食べています。


オメカミサマ : 居室の炬燵ってなんか韻を踏んでいますね。


GM : じゃあ、談話室に炬燵が生えました


GM : 居間か


GM : 談話室が居間になりましたが、まあいいでしょう


GM : さて、炬燵でぬくぬくしていたところに、一人の少女が入ってきます。


GM : テレーズ・ブルム。UGN評議員の一人です


GM : (15歳。かわいい)


オメカミサマ : 「んむ。てれーずか。お前も温まりに来たのか?」


テレーズ・ブルム : 「ええ、少し温まらせてくれる」と笑顔で言いながらオメカミサマの向かいに座ります


GM : と、言う感じで座ってから、テレーズは依頼の話を切り出しますね


テレーズ・ブルム : 「頼み事なんだけど、日本で起きたとある事件の解決に力を貸してほしいの」


GM : と言って事件の概要を説明します。先ほど、石動ちゃんに説明したような内容ですね


オメカミサマ : 「ふーむ、じゃーむか。それはあまり好ましくない状況ではあるな。」


オメカミサマ : 「亜米利加の虫も食い飽きたところだ、久方に日の本の土を踏めるのはわたくし様としても好都合ではある。出立はいつだ?わたくし様は今すぐでも構わんぞ。」


テレーズ・ブルム : 「すぐにでもお願いしたいところだけど、もう少しだけ話を聞いてくれる?」と笑顔で言葉を続けます。


オメカミサマ : 「うむうむ、続けてくれ。」


GM : オメカミサマはテレーズのことをよく知っているみたいなので、日本の一地域で起きた事件にわざわざ評議会の一員であるテレーズが首を突っ込むことに違和感を感じてもいい


オメカミサマ : 「………ところで寄り道にはなるが、なぜその話が亜米利加のわたくし様に来た?日の本では手に余るのか?」


テレーズ・ブルム : 「手に余るというわけじゃないけど…少し調べてほしいことがあるのよ」と言うと書類を取りだす。


テレーズ・ブルム : 「ジャーム化したチルドレンの所属はUGN特別研究室「デルタラボ」。レネゲイドの効率的な運用を模索する研究室で、構成メンバーは非オーヴァードの研究員に所属しているエージェント・チルドレン合計で数十名程度の小規模なグループよ」そう言いながら書類をパラパラと捲る


オメカミサマ : うんうんと相槌を打ちながら聞いていますが蟹文字を殆ど理解していません。


テレーズ・ブルム : 「でもね、やけに多いのよ。この研究室のメンバーまたはここ出身のチルドレンでジャーム化ないしは死亡したのは十数名。戦闘任務だったり、FHの襲撃を受けた支部ならまだ納得のいく数字だけど、ここは完全に研究目的のグループ。おかしいでしょ?」


テレーズ・ブルム : 「あなたにはこのジャーム化事件の背景を探って欲しいの」


オメカミサマ : 「なるほどな。全部わかった。わたくし様に任せろ。」


GM : わかったか不安になる返事だけど、まあいいでしょう。


GM : ちょっと解説になりますが、UGN本部を動かすほどの大事でもないが、気づいた以上無視できないということで、信頼できるオメカミサマに個人的に依頼したという感じですね。


オメカミサマ : 厳密にはUGN所属でない立場が活きてくる訳なんですねぇ。


GM : そう言う感じになりましたね。しかもワープできる


テレーズ・ブルム : 「キリタニには話を通してあるし、あなたの神棚は事件近くにあったN市支部に作成をお願いしておいたわ」


鎖巻 結羽 : あの


オメカミサマ : 「気が利くな、助かる。」


鎖巻 結羽 : 返品:USA支部


オメカミサマ : こちらお客様都合での返品は受け付けておりません。


鎖巻 結羽 : 電子決済だからレシートもない


テレーズ・ブルム : 「ええ、御目神様。よろしく頼むわ」


GM : と言う感じで、このシーンは以上になります。次のシーンはN市支部に戻りますが、唐突にオメカミサマが生えてきてもいい


オメカミサマ : その前にまるで忘れていたのですが登場判定をば。


GM : おっとぉ


オメカミサマ : 1d10 (1D10) > 9

system : [ オメカミサマ ] 侵蝕値 : 40 → 49


GM : ごㇼッと上がった


GM : さて、N市支部に戻ります。場面は鎖巻がセレちゃんに任務に行くお願いに行くところですが、七海ちゃんも同席していたということで


GM : あ、登場判定は七海ちゃんだけでいいです


七海 弓花 : はいはーい


七海 弓花 : 1d10 (1D10) > 4


system : [ 七海 弓花 ] 侵蝕値 : 32 → 36


GM : 支部のソファーで話してる感じにしましょうか。


七海 弓花 : ryoukai


七海 弓花 : ですわ


鎖巻 結羽 : 「…………」


セレーチカ : 大量の新しい木材とにらめっこしています。


GM : 一応展開としては、鎖巻が任務に行きたいと話す⇒一人だと不安だから七海ちゃんも一緒に行かせる感じを想定していますが、


鎖巻 結羽 : あい


GM : まあ、アレンジしてオーケー。このメンツの会話眺めるの楽しそうだし


七海 弓花 : 紅ちゃんは前回黒いアイツとタイマンかましまくってたので無理が祟って療養中です


鎖巻 結羽 : 「……ていうことなんだけど、行ってきていいよね、セレちゃん」事のあらましは説明した


鎖巻 結羽 : そう考えたらこの女タフだな


セレーチカ : 「そうですね、ここ最近大きな動きもありませんし、私や早乙女先生で支部管轄範囲は回れそうですので、大丈夫でしょう。」


セレーチカ : 「万が一のこともありますし、UGNの現場に馴れる助けになるかもしれませんから、せっかくでしたら七海さんもご一緒に行かれてはどうでしょう?」


七海 弓花 : 「うん、鎖巻さんにもいっぱい助けてもらったし休んでる紅に代わって私が頑張るよ!」


鎖巻 結羽 : 「ありがとう七海さん。何かあったら私が必ず守るから」


鎖巻 結羽 : 「あいつよりは、ちょっと頼りないけど」


七海 弓花 : 「うーん、流石に紅ほど強くはないからね…。でも鎖巻さんのことは私が絶対守るから!」


セレーチカ : 「あはは…実地教育という事でここはひとつ。お二人の出向についてはこちらで書類手続きなどは済ませておきますので、準備ができたらいつでも発って大丈夫ですよ。」


セレーチカ : 喋りながら机の上には立派な神棚が出来上がっていきます。


鎖巻 結羽 : 「……ありがとうございます、レスキナ支部長」深々と頭を下げる


鎖巻 結羽 : 「……えっと、ところでそれ、何?」


七海 弓花 : 「神様にお願いでもするのかな?」


セレーチカ : 「ああ、そうそう。今回の件に関して本部から一人、人員が来るので、ちょっとその準備を。私も詳しくは聞いていないのですが、中枢評議会の関係者らしいですよ。」


セレーチカ : 「テレーズさんからは『気難しい子だけど悪い子ではないから、普通に接してあげて』と伺っています。」


七海 弓花 : (毎日神様にお祈りしたりするってことかな…?)


鎖巻 結羽 : 「テレーズ……って誰だっけ……」


鎖巻 結羽 : いうて下っ端なので、テレーズのことは知りません


セレーチカ : 「中枢評議会の議員さんです。本部で色々と方針とかを決める人たちのお一人ですね。霧谷日本支部長の更に上の方ですね。」


鎖巻 結羽 : 「へぇ~」


七海 弓花 : 「はえ〜」


セレーチカ : 「そちらの処理もしておきますので、もし会ったら協力して任務にあたってくださいね。」


鎖巻 結羽 : 「ん~仲良くできるかわ分からないけど、イユのためなら頑張るしかないよね……」


七海 弓花 : 「どんな人が来るのかな、楽しみだね」


鎖巻 結羽 : 「そんなすごい人が派遣したなら、きっと真面目ないい人に違いない……よね?」


セレーチカ : 「………そうですね!」


鎖巻 結羽 : 「セレちゃんがそういうなら大丈夫かな」


セレーチカ : 「では神棚の設置やお迎えの準備がありますので、一旦私はこれで。何かありましたらまた連絡してくださいね。」


セレーチカ : そういうと完成した神棚を抱えて部屋を出て行きます。


鎖巻 結羽 : 「うん。改めて色々ありがとうね」


オメカミサマ : いつ出ようかな~~~~


七海 弓花 : 「セレちゃんまたね〜」


system : [ オメカミサマ ] 侵蝕値 : 49 → 52


鎖巻 結羽 : (……………アレほんとになんなの?セレちゃんの新しい趣味?)


オメカミサマ : 「うむ、励んでいるな。てれーずも本当に気が利くようになったものだ。」


鎖巻 結羽 : 「……………………」


鎖巻 結羽 : 「は……?」


七海 弓花 : 「わあ、かわいい子。君どこからきたの?」


オメカミサマ : 「子供…子供…いや…間違いではない…うむ。まあよい。」


鎖巻 結羽 : 「ちょ、七海さん……!」


鎖巻 結羽 : 「……敵?場合によっちゃ今ここで……!」臨戦態勢!


オメカミサマ : 「わたくし様が、ゆうじーえぬ本部より派遣されたおーばーどである。名をオメカミサマというが、呼びづらければ『ちゃいるど』でも構わん。」


オメカミサマ : 「よろしくな。」


鎖巻 結羽 : 「……貴女が、協力者?セレちゃんの言ってた……」


七海 弓花 : 「おー、あなたがさっき話に出てた子なんだ!まだちっちゃいのにすごいんだねぇ。じゃあオメちゃんって呼んでも良い?」


オメカミサマ : 「おめちゃん……良い、良いな。気に入った。その名で呼ぶことを許す。」


鎖巻 結羽 : 「…………や、あの……説明……」


七海 弓花 : 「わーい、よろしくねオメちゃん!」


鎖巻 結羽 : 「……えっと、お菓子……食べる?」


オメカミサマ : 「甘味か。亜米利加のものはどうにも甘ったるくて敵わん。どれどれ…」

お菓子のワードに反応しそそくさと鎖巻の方に歩み寄ります。


鎖巻 結羽 : 「和菓子にハマっちゃって、試作品なんだけど……」栗饅頭を差し出すよ


鎖巻 結羽 : 「ええと、敬語……いります、よね。立場上だし……」


オメカミサマ : 「気にするな。生きた年月こそわたくし様とお前らでは隔たりはあるが今のわたくし様はこの外見の通りの童と思え。」


鎖巻 結羽 : 「じゃあ、楽な方で……」


オメカミサマ : 「うむ、美味である。わたくし様の好みで言えば皮がもう少し厚くても良いが、味は良い。」


鎖巻 結羽 : 「あ、うん。ありがとう」


鎖巻 結羽 : (これ、大丈夫かなぁ……)


オメカミサマ : 「ごちそうさま。さて、仕事の件になるが、概要は聞いているが詳細まではこちらもあまり把握できていないものでな。今後の動きは基本的にお前等に同行させてもらうことになるが、構わないか?」


七海 弓花 : 「あ、じゃあセレちゃんに報告しなきゃだね。一緒に行こうねオメちゃん」

手をオメカミサマに差し出す


鎖巻 結羽 : 「うん。私としては協力者が増えるのはありがたいし、頼りにさせてもらうね。私は鎖巻結羽。コードネームはテンペスタ。好きに呼んでもらっていいから」


七海 弓花 : 「私も自己紹介しなきゃだ!私は七海弓花っていうの、七つの海に弓のお花だよ!」


七海 弓花 : 「えっと…こーどねーむ?はビースト!(今考えた)」


オメカミサマ : 「……………結羽に弓花だな!うむ!」


オメカミサマ : 差し出された弓花の手を握ります。


鎖巻 結羽 : (なんかまた妹出来たみたい。セレちゃんみたいな)


鎖巻 結羽 : (なお結羽はこの時点で虫食いをすることをしりません)


七海 弓花 : 「よーし、じゃあセレちゃんのところへいこっか」

手を繋ぎながら歩き出す


オメカミサマ : 不良乱入アピールチャンスが無ければこのシーンはこれぐらいでしょうか。


GM : 大変面白いシーンで満足ですね


GM : ではここでシーン区切りましょうか。次からはミドルフェイズになります

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