第3話 ゴブレットの薬

パラパラと絵本をめくるアルにエイル達

「で・・ナジュ君はどうなるのかしら?」「さあ・・」


最初は羽交い絞めされて暴れていたナジュ


ゴブレットに入れられた薬を無理やり飲ませられて

ナジュサアナ、ナジュの青い瞳が力なく閉じられてゆく

「あ‥」ナジュは小さく声を上げた。

彼は そのまま床に崩れるように倒れ込む。


寵姫の口もとが歪み、暗いねじれた笑みを浮かべた。

「・・ふん、流石にこちらも毒で殺す事は出来ないわ 奴隷のナジュ」


「お前に与えたのは 毒薬でなく眠り薬」

見下すように床に倒れたナジュに声をかける寵姫

 

「でも・・別の殺し方もあるのよ くくくっ」

「熱砂の砂漠にほおり出すもよし」


「例えば・・・・」寵姫

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