第33話 ゲーム配信(前編)
第五人間とは、プレイヤーがサバイバー(逃げる側)とハンター(捕まえる側)のどちらかを選んでゲームに参加し、サバイバーはハンターから逃げつつ暗号機を解読して脱出ゲートからの脱出を目指し、ハンターは脱出の阻止を目指すゲームだ。
要するにケイドロだな。警察1人VS泥棒4人の脱出ゲームとでも思ってくれ。
このゲームにはさまざまなキャラが存在し、各キャラクターに特殊能力が搭載されている。
そしてこのゲームはさまざまな衣装がある。要するにお着替え機能なのだが、多種多様な衣装が存在する。
だから純粋にゲームを楽しむ人もいれば、コレクションメインで楽しむ人もいる。
ホラーゲームとされているが、あまりホラー要素は薄く誰でも楽しくプレイできるのだ!
やべ、めっちゃ語っちまった。このゲームはある意味、俺の人生を変えたゲームだからな。
おっと、長い回想に入るところだったぜ。今は配信中だからまた今度だな。
「よし! ということで今回はみんなと遊ぶためカスタムでやろうと思います!」
カスタムとは友達だけで楽しみたい時に用いるモードである。
《きちゃぁー!!》《イェーイ!!》《じゃぁーすてぃす!》《そういやレンの参加型って初めてじゃね?》《ほんまや》《初参加型やん!!》
その通りだ。事務所によって規制されていたため、参加型配信をしたことがなかった。だから個人勢になって一番にしたかったことでもある!
エレ○・イェーガーもニッコリの自由! それが個人なのだ!!!!(美瑠さんに言われたのを機に見て絶賛あおぎ○高校にどハマりした向井)
《いやーうれちーな!》《推しとゲームするって結構……いいよね》《謎の間が怖いw》《けど言うてることは分かる。推しとゲームするってなんかめっちゃいい》《それが参加型の良さだよな!》《けどさ、このゲームって連携大切じゃん? そこどうするんだろう》
「いい質問!! そう! 第五人間ってサバイバーの連携大切じゃん? だからデェスコードで通話しながらしようと考えてる! 配信に声出したくないよーって人もいると思うから強制はしないけどね。これから参加型する時とかはこんな感じでしようかなって」
向井はとりあえず連携が取れたらなんでもいい。それぐらいしか考えてない。別に普通のことと。
けど、ファンは違う。全然普通じゃない! 推しと話せるからだ!
だから当然こうなる。
《へ!? 神イベやん!!!!》《さ、最高すぎんかぁ!?》《え、私今日タヒぬの?》《そう思ってた仕方ないなこれはw》《それにさ、今回に限らず参加型の時は毎回だろ!?》《あかん、最高すぎる!!》
彼ら彼女らはこの時全員意志が同じだった。
《《《個人勢になってくれて感謝ぁぁぁぁあ!!!!!》》
と……
ここで元凶である最爽が出てこない辺り、本当にレンを愛しているのだと測れる。
「作ったぞ〜!! この部屋に入ってきてくれ。 早い者勝ち! 1人1プレイ! 人数多いからそこは勘弁な。これからも参加型いっぱいやっていくから許してくれ」
そして初めての参加型のゲーム配信が始まった。
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ごめんなさい、一度書いてたエピソード消えて萎えました。
短いですけど許してください_|\○_
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