ハードボイルドってなんだ
私はハードボイルドというものが好きだ。
ハードボイルドという言葉の響きが良い。私のハードボイルドのイメージは刑事や探偵に関わらず、ストイックで強い男性や女性が超悪い敵と対決するといったものだ。
コトバンクでは
引用
1930年前後に、アメリカ文学に登場した写実主義の手法。ヘミングウェイやドス・パソスらの、むだな修飾を極度に省き、スピーディーな荒いタッチで事実を積み上げていくスタイルで、転じて「冷酷」や「非情」という文学用語として用いられる。
引用ここまで
なるほど、カッコ良い。これぞ目指したい文章だ。
私の文章はハードボイルドを狙っているわけではないが、出来るだけ読みやすいよう文節を短く、繰り返しを避けて端的に表現していくことをこだわるうちにこのようになってしまったのだ。
でも今ではこれがしっくりきている。このまま突き進みたいと思う。
物語としても、デレデレな恋愛とか楽してハッピーというよりそれなりに苦難に立ち向かうストイックな主人公というのが好きで書いている。
しかし、あまりに真面目な顔で淡々と語るだけでは面白みがない。私は『魁‼︎男塾』『北斗の拳』が大好きなのだが、超シリアスな顔でギャグを言う。この感じがすごく好きだ。
この笑いをリスペクトして作品のテイストにも取り入れていて、文体が真面目でふとシニカルだったりシュールだったりなユーモアを導き出したいために出来るだけ文章はシリアスを心がけている。
ハードボイルド好き、というと拗らせてらかもしれないなあと思う。古臭いなんていう人もいるかもしれない。それでも私はハードボイルドが好きなのだ。
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