創作活動よもやま話−昭和のヲタ話から創作小説の心得、人付き合いまで

ファン活動について思うところ

　ある作品好きが高じて二次創作をすることになるわけですが、作品に対するリスペクトを忘れてはいけないと肝に銘じています。

　二次創作ではパロディだったり、好きなキャラクターを組み合わせて話を考えたり（いわゆるカップリングだな）、いろんなパターンの楽しみがあります。

　作品のキャラクターを自分の好きなように描いて動かせることで彼らが我が物のような気持ちに錯覚することがあります。

　ファンが読んで気持ちよく楽しめるラインはどの辺りなのか、意識しておきたいところです。

　自分が若くて、大好きなんだ！という勢いだけで二次創作をしていた頃は少なからず推しキャラクターは私のもの！好きなように描いて良い、という気持ちがあったように思います。

　今、自分が一次創作をするようになって生み出されたキャラクターの重さがわかるようになり、意識が変わりました。

　もし自分が作り出したキャラクターがリスペクトを置き去りにしたネタ扱いにされたら…と考えると居た堪れない気持ちになります。

　どれだけ尊重されていても二次創作は見たくない、という作り手もいるかもしれないし、なんでも許してくれる作り手もいるかもしれない。

　そういうわけで、一概にこのレベルなら良いというラインがあるわけではないのですが、二次創作をするのは誰かが丹精込めて創作したキャラクターをお借りしている、という気持ちを忘れないようにしたいと思います。