小説サイト放浪の末に(1)

 創作小説を書き始めて、とにかく読んでもらいたくて複数の小説サイトに登録しました。いろんなサイトを使ってみての所感です。


「カクヨム」は一番最初に登録したサイトです。SNS宣伝のデザインが文字だけで好感が持てたことと角川書店の運営というところが選択するきっかけでした。章立てや入れ替えなど、インターフェースが一番使いやすいと感じています。

 カクヨムはいろんなタイプの作家さんと出会える印象があります。応援や交流のやり方もシンプルで一番好み。サイトも文字主体なのが好感が持てます。

 PVが伸びないという声をよく聞きますが、作家が読み合うことが多いのか、なろうよりも感想をもらえ易いと思います。


「エブリスタ」は女性が多い印象。BLや心情ドラマ系が強いかな、ホラーも好まれている気がします。初めて登録したとき、「ワラキアの眠れる龍の伝説」をピックアップしてもらいました。初めてのユーザーは優遇される仕組みだなと思いつつ嬉しかったです。小さなコンテストが多いのも魅力。

 しかし、章立てがやりにくいためカクヨムで作り慣れてしまった自分にはこれは使いにくい。移植してみましたが、かなりストレスがありました。

 応援システムも自分にとっては微妙で、スターを送る、スタンプを押す、というのがファンシーすぎて合いませんでした。

 看板シリーズのファンがついてくれていた感触がありますが、メンテナンスのやりにくさに今は非公開にしています。


「小説家になろう」はやっぱり読者数が多いのが魅力。完結したら驚くほどPVにブーストがかかりました。しかし、なろう系ではない私の作品は基本的に埋もれており、読まれたとしても反応の無さが寂しくて今はほとんどの作品を引き揚げています。コンテストに登録してみても、鳴かず飛ばず。受賞作品のタイトルの長さに溜息をつくばかりでした。

 でもここで知り合った方とはSNSで交流が続いており、良いご縁がありました。


 

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