小説読みます企画

 Twitterで創作アカウントを始めた当初、よく目についたツイートが自作品を宣伝をしたツイートにRTしてツリーに紹介してくれたらあなたの小説を読みますよ、という手法。

 これが結構RT数が稼げるようで、なるほど、これならフォロワ数が少なくてもフォロワ数の多いアカウントにRT拡散してもらえるし、ツリーの宣伝もおのずと広がるのでWin-Winの関係です。


 なかなかよく考えた仕組みだな、と関心して自分もやってみることにしました。すると、フォロワ数が二桁の状態で普段ほとんど無かったRT数は2~30くらいには上ったかな。他の小説よりも伸びなかったのは流行りもののテンプレとは違う現代ドラマというタイムラインではマイナーなジャンルだからというのもあったように思います。


 ツリーに小説を紹介してくれた中で、興味を持った作品を読みにいきました。評価とコメントをしました。そこから何らか交流が生まれると良いなと思ったのですが、そんなことはありませんでした。


 そして、宣伝に置いた自作品もRT数の割に対して閲覧数が伸びない。


 虚しい風が吹き抜けました…


 やってみたものの、一度きりでやめました。今となってはこういう宣伝も廃れているように思いますが、RTしてくれたら小説読みますよ、なんて言う作者の作品を読みたいか?という気もします。


 その頃は小説サイトにアップした作品が本当に読まれなくて、藁にもすがる気持ちでした。自分の作品を取引のカードに使うことは作品に対して不誠実だったな、という反省の気持ちもあります。

 これはRT目当てか、本当に読む小説とのご縁を探しているか立ち位置にもよるとは思いますけどね。私は正直”下心あり”だったので、アテがはずれたし、カッコ悪かったなと酸っぱい気持ちの思い出です。


 あくまで純粋に小説を読みたくて読みますよ!企画をしている方もおられるので、それでマッチングできるのは良いと思います。


 

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