命に変えてでも

命に変えてでもあなたといたいと思った。


私とは違う世界にいるあなたと一緒にいたい。


そんな傲慢な私の願い。


だけど、あなたは「こっちに来ないで」と私を拒む。


そんなこと言わないで。


彼女に嫌われるようなことしたかしら?


炎炎と燃える火を見ながら必死に頭を働かせる。


だんだんと意識が遠のいて暗闇に落ちていった。


起きると私は彼女の隣にいた。


「なんでこっちの世界にいるの?」




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る