第647話 えびえびしすたーず「そば」

「我が妹よ。お昼はそばを食べない?」

「お姉ちゃん。学食にそばってあったの?」

「我が妹よ。確かあったと思うのよね」

「お姉ちゃん。確かにありそうだけど、そばを選んでいる人みないよね」

「我が妹よ。そもそも学食あるのに生徒会長のポケットマネーで食べられるお寿司を選ぶ人多すぎなのよ」

「お姉ちゃん。生徒会長のポケットマネーで食べるお寿司は美味しいからね」

「我が妹よ。……お姉ちゃんは、生徒会長のポケットマネーの誘惑に負けたりしないぞ!!」

「お姉ちゃん……。かっこいい!」

「と言う訳で我が妹よ。お昼は学食でそばにしない?」

「お姉ちゃん。もし在庫が無かったりメニューに掲載されていなかったらどうするの?」

「我が妹よ。その時は生徒会長のポケットマネーに甘えよう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る