第611話 えびえびしすたーず「たけのこ」

「我が妹よ。学校に登校してみたら校舎の至る所からたけのこが突き出ているのだが?」

「お姉ちゃん。みごとに校舎が壊れているね」

「我が妹よ。我がお嬢様学校の校舎って、たけのこで壊されるほどもろかったの?」

「お姉ちゃん。生徒会長が関与していてもろい校舎ってありえないよ」

「もしかして、これは異世界の植物!?」

「お姉ちゃん。そもそも学校の敷地内に竹は生えてなかったよ」

「我が妹よ。あそこで戦車が横転しているよ」

「お姉ちゃん。いきなりたけのこが伸びたのね」

「我が妹よ。生徒会長に何が起きたのか聞きに行かないと!」

「お姉ちゃん。今は忙しいだろうし生徒会長だって何が起きたのかわかって無いと思うよ」

「我が妹よ。生徒会長が保護している魔法少女が飛んできたよ」

「お姉ちゃん。あれだけのたけのこを魔法の力で掃討しているのかっこいい!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る