第438話 えびえびしすたーず「副会長今回も愚痴る」
「まったく普通にお嬢様学校に通っているのに、二年三組の生徒達は頻繁に異世界に召喚されて帰還しているやら皐月先生がどこからか手に入れた外交官ナンバーの車を何故か通勤等で乗り回しているやら生徒会長が学校をどんどん要塞化して警備用って言いながら軍事用のロボットやドローンを最新式のに買い替えて大量に投入しているやら書記と会計が近ごろわたくしを尊敬する心が減ってきているやら何やら何やらとわたくしの苦労が絶えませんわ!!」
「……副会長。私の顔を瞳孔開いた瞳で見つめながら愚痴を言われても困りますわ」
「生徒会長。たまたま生徒会長の顔がわたくしの独り言の前にあるだけです!」
「副会長。それだけ元気なら風邪とは無縁そうですね」
「生徒会長。わたくしは健康には気を付けていますから!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます