第406話 えびえびしすたーず「試験」
「どうしてわたくし副会長が学校のセキュリティの試験につきあわなければいけないのです!?」
「副会長。ゲームだと思えば楽しいじゃないですか」
「会計は疑問に思わないのですか!」
「副会長。成功したらお小遣い貰えるから良いと思いますよ」
「書記、もっと自分を高く評価しなさい!」
「そうです副会長。人生、もっと楽しむものです」
「生徒会長こそどうしてここに居るのですか!?」
「自分で作ったものを自分で攻略する。予習復習実践という大切なことです」
「それで生徒会長。目の前に玄関がありますが、試験って何をするのですか?」
「副会長。試験は簡単なことです。ただ、学校の警備システムに発見されず生徒会室に入室することです」
「もう一度聞きますが生徒会長。生徒会長が構築した警備システムに発見されず学校の建物内に侵入して生徒会室に入室することは可能ですか?」
「副会長、答えましょう。無理ですね」
「書記と会計。副会長のわたくしがおごりますから帰りますわよ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます