4.5

「我が妹よ。お姉ちゃんは、美味しいものを食べたい!」

「お姉ちゃん……。それだけじゃ何が食べたいのかわからないよ」

「とにかく我が妹が考える最高に美味しい料理を食べたいのだ!」

「お姉ちゃん……。私が考える最高に美味しい料理を作ると、お姉ちゃんの体重は翌日には限界突破しちゃうよ?」

「……我が妹よ。限界突破するとは!?」

「それだけ高カロリーな料理になるからね。それもとっても炭水化物と油と砂糖使うことになるから」

「……我が妹よ。その料理は美味しいのだな!」

「おそらくね。でも、健康に悪いから作りたくないかな」

「では、我が妹よ。健康に良くて、とてもとても美味しい料理を食べたい」

「それならお姉ちゃん。今からたっぷり運動しよう」

「我が妹よ。どうして?」

「だって、空腹こそが最高の調味料になるから」

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