第349話 えびえびしすたーず「輝かしい思い出」

「だってお姉ちゃん。お姉ちゃんの中二病って、オリジナルの魔法円を描いてたり目覚めよ我が能力って、嵐の最中に空に向かって叫んでいたり、無駄に電車より速く走れると言って毎日電車と競争して走っていたり、他には独自で言語を作りだしたり、SNSで人には笑われるような自作漫画を世界の真理だと言って描いて公開してたり、異世界召喚された時に備えてサバイバルにも使える道具をと言って、無駄に必要ないもの買いこんでいたり、中学校では学校の備品で……」

「我が妹よ……。それ以上、私の過去を暴くのはやめて!?」

「でも、お姉ちゃん。まさか本当に異世界召喚された時は驚いたわ」

「我が妹よ。お姉ちゃんは中二病ではない……。ただのえびえびしすたーずの主人公なのだ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る